2014年9月4日
本日の12時過ぎに日銀金融政策決定会合が発表されましたが、ほぼ予想通りの内容だったため、発表直後に小幅下落しただけで大きく動きませんでした。
またドル円も同様に大きくは動きませんでした。
これから始まる黒田日銀総裁のコメントが今まで通り強気なのかどうか、今夜のECBドラギ総裁会見とADP、明日の米・雇用統計を通過した後に、日経を引っ張り上げた要因の一つであるドル買い、円売り、ユーロ売りの流れがどうなるかを見極めていきたいところです。
結果
12:08 日銀金融政策決定会合 現状維持
日経先物
15,700で寄り付き、9:30に15,740まで上がりましたが、押し戻されて10:15には15,680まで下落しました。
そこからは再び上げ出して10:55には15,730まで上昇しましたが、再び押し戻されて15,700近辺で小動きとなりました。
12:08に日銀金融政策決定会合の結果が発表された直後に15,660まで下落しましたが、そこから押すことはなく、12:45には15,710まで上昇しました。
その後、15,680-700で小動きでしたが、引けを前にして下げて14:50には15,660まで下落し、15,660(-40)▼0.25%で引けとなりました。
現物は15,676.18(-52.17)▼0.33%でした。
マザーズ
前日終値955.31とほぼ変わらない955.34で寄り付き、直後から上げ出して9:45には963.24まで上昇しました。
しかし、そこからはジリ下げとなり、11:05にマイテンしてからも下げが続き、12:45の950.99まで下落しました。
その後、小幅戻しはしたものの、14:05から再び下げ出して14:55の941.05まで下げ続け、942.69(-12.62)▼1.32%で引けとなりました。
ドル円(チャートは15:30時点)
昨夜20:00の105.12からジリ下げが続き4:50には104.74まで下落し、104.77でNYクローズとなりました。
東京時間に入るとジリ上げとなり9:45には104.94まで上昇し、そこからは104.85-95で上下していました。
12:08に日銀金融政策決定会合の結果が発表され、104.87から104.78まで9pips下落し、12:25には104.72まで下落しましたが、すぐに戻ってきて104.80-85での小動きとなりました。
その後も104.80-85の小動きが続き、104.85で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。
上海総合指数
前日終値2,288.63よりも1.40ポイント高い2,290.03で寄り付き、終日ジリ上げが続く強い展開となり、2,306.86(+18.24)△0.80%で引けとなりました。
昨日のNY株式市場
NY DOW 17,078.28(+10.72)
NASDAQ 4,572.57(-25.62)
ダウはウクライナとロシアの停戦で基本合意したとの発表で朝方は上昇しましたが、ジリジリと売り物に押されて引け前には一時マイテンし、小幅高で引けました。
ナスダックはアップル株の下落でマイナス幅が拡大しました。