2014年8月29日

昨日の欧州時間にウクライナ問題で欧州株やNY株が時間外で急落し、NY株は寄りから低く始まりましたが、4-6月GDP、7月中古住宅販売契約の指標が好結果だったことで、ジリ上げとなり下げ幅を縮小して返ってきました。
東京市場は寄り直後から上昇したものの、上げは続かず、下落に転ずると11時まで下げ続けて本日高値から100円下落しました。
しかし、11時からは逆にジリ上げとなり14時前には本日高値近辺まで戻って、下げ分を行って来いとなりました。

日経先物
15,410で寄り付き、直後に上げて15,450まで上昇しましたが、すぐに反転下落となり、11：00の15,350までズルズルと売られました。
その後、リバって11：45に15,400まで戻り、15,370-420で上下していました。
しかし、13：50に小幅急伸して15,450まで上昇した後は15,430近辺でこう着となり、15,420（-50）▼0.32％で引けとなりました。
現物は15,424.59（-35.27）▼0.23％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　　

 

マザーズ
前日終値961.28よりポイント低い954.26で寄り付き、小幅に上昇した後はジリ下げとなり、950近辺で小動きとなりました。
その後、10:30からゆっくりとジリジリ上げ続けて14：45にプラテンして、962.63（+1.35）△0.14％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
昨日の欧州時間にウクライナ問題で18：50の103.75から19：40の103.55まで20pips下落しましたが、そこからは戻し、21：30のGDP等の指標が良かったことで103.86まで上昇しました。その後、再び押し戻されて4：20には103.65まで下落し、103.73でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、8：30に103.64まで下落しましたが、すぐに戻して103.70近辺で上下していました。
しかし、12：45に103.73から103.82まで急伸した後は103.80近辺での上下となりました。
その後、13：55には103.85まで上昇し、103.82で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
寄りから急落して10時まで下げ続けて146.17まで下落しました。
その後はリバって下げの半値まで戻し、再度下落した後で再び半値まで戻して下げ幅を縮小しました。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　　

 

上海総合指数
前日終値2,195.82より3.13ポイント高い2,198.95で寄り付き、前日終値近辺で上下していましたが、前場半ばに小幅に上げてからは小幅高の水準で小動きでした。
その後、引けにかけて上昇し、2,217.20（+21.38）△0.97％で引けとなりました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　17,079.57(-42.44)
ＮＡＳＤＡＱ　　4,557.69(-11.93)
ロシア軍部隊がウクライナ領内に侵入したとウクライナ政府が発表したことで時間外で急落し、寄り後17,018まで下落しましたが、発表された4-6GDPや7月中古住宅販売契約の指標が好結果だったことで、ジリ上げとなり下げ幅を縮小しました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足