2014年6月7日
雇用統計の結果がほぼ予想通りで米国経済が良好であるとの安心感からNY株式は上昇し、ダウとS&P500は連日の史上最高値を更新しました。
波乱のない結果だったことから、値幅はそれほど大きくはありませんでした。
来週は6/13(金)にMSQと 日銀金融政策決定会合があり、ポジション取りで大きく上下することも考えられますので、気を引き締めていきたいところです。
結果
・5月非農業部門雇用者数 予想:+21.5万人 結果:+21.7万人 (前回:+28.8万人 修正値:+28.2万人)
・5月失業率 予想:6.4% 結果:6.3% (前回:6.3%)
★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2014年6月6日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)
昨夜のNY株式市場
NY DOW 16,924.28(+88.17)
NASDAQ 4,321.40(+25.17)
予想通りで良好な雇用統計の結果を受けて、ダウ、ナスダック共に上昇し、ダウとS&P500は連日の史上最高値を更新しました。
日経先物(夜間)
ナイトは15,070で寄り付き、フラフラと上昇して雇用統計発表の21:30には15,090でした。
発表直後は15,070-15,140で動き、ドル円と共に下げて21:50には15,050まで下落しましたが、そこからは反転上昇となり、NY株が堅調に上昇したことを受けて上げ続け、15,170で引けとなりました。
なお、CME(円建て)清算値は15,200でした。
ドル円(チャートは6:00時点)
欧州時間は102.25-40で上下していましたが、雇用統計発表の21:30は102.14まで下落しました。
発表で、102.53まで急伸した後、押し戻されて2150には102.12まで下落しましたが、そこからは反転上昇となり、23:00には102.60まで上昇しました。
その後、102.50-60で上下し、102.48でNYクローズとなりました。
米国10年債権利回り(チャートは6:00時点)
発表直後は利回りは低下しましたが、切り返して徐々に上昇し、高値圏で揉み合いとなりました。
左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足