東京市場ザラバ~やっぱり現状維持~(2014年5月21日)

2014年5月21日

米株が下落したことで、CME(円建て)が13.980で返ってきて14,000を割っての寄りとなりましたが、すぐに14,000を回復し、11:41に日銀金融政策決定会合の発表があり、現状維持とのことで、一旦上昇する動きを見せましたがすぐに反転下落して、13,970まで下落しましたが、引けにかけて上昇して14,000台に戻りました。
なんとか14,000円台を維持しようとする動きでした。

結果
11:41 日銀金融政策決定会合 現状維持

日銀金融政策決定会合骨子(時事通信より転載)
・現行の金融政策の継続を決定=全員一致
・景気は基調的には緩やかな回復を続けている
・設備投資、企業収益が改善するなかで緩やかに増加している
・量的質的緩和、所期の効果を発揮している
・2%の物価安定目指し必要な時点まで緩和継続
・経済の先行き、消費増税の影響受けつつも基調的には緩やかな回復続けていく
・消費者物価の前年比、しらばくの間1%台前半で推移する
・上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う

日経先物
13,970で寄り付き、直後から上昇となり9:15には14,050まで上げました。
そこからは、14,000-050で上下する動きとなり、決定会合の発表を待つ形となりました。
11:41の発表で、14,050から14,090まで上昇しましたが、すぐに反転下落となり12:00には14,000まで下落し、14,010で揉んだ後、更に下げて12:55には13,970まで下落しました。
しばらく13,970近辺で揉んだ後、13:30から上昇となり14,000で再び揉んでいましたが、14:05から更に上昇となり14:15に14,060まで上昇した後は14,050近辺でこう着となり、14,040(-20)▼0.14%で引けとなりました。
現物は14,042.17(-33.08)▼0.24%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

マザーズ
前日終値645.40よりも7.82ポイント低い637.58で寄り付き、9:05に635.41まで下落した後は上昇となり、10:10にはプラテンとなりました。
そこからは一旦639まで押しましたが、再び上昇して646で揉んだ後、前場引けにかけて更に上昇して635.55まで上昇して前引けとなりました。
昼休み中に発表があり、後場開始からジリ下げとなり13:10にはマイテンとなりましたが、そこからは切り返して上昇となり、引けまでジリ上げとなり、657.03(+11.63)△1.80%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
  

 

ドル円(チャートは15:30時点)
昨日の東京時間からの下落が欧州・NYタイムも続き、02:10には101.18まで下落し、戻して101.30でNYクローズとなりました。
東京時間に入ると、101.20-35で上下する動きが続き、決定会合発表直前は101.26でした。
発表で、101.26から101.37まで9pips上昇しましたが、すぐに下落し12:00には101.17まで下げて、12:50には101.11まで下落しました。
その後、14:05から上げ出して14:20には101.26まで上昇し、101.22で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
  

 

日本国債(チャートは15:00時点)
寄りから下落しましたが、決定会合発表後は株売り・債権買いの流れとなり上昇しました。
しかし日経が反転上昇したことで下落しました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
  

 

上海総合指数
前日終値2,008.12よりも6.81ポイント低い2,001.31で寄り付き、直後から下げて1991.06まで下落しました。
しかしそこからは反転上昇となり前場半ばにプラテンし、後場に入るとジリジリと上昇して、ほぼ高値引けの2,024.95(+16.13)△0.84%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
  

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  16,374.31(-137.55)
NASDAQ   4,096.89(-28.92)
ダウ・ナス共に下落しました。
キャタピラーや小売株が売られたことやフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁の利上げ時期が予想よりも早くなる可能性があるとの発言が影響しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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