2014年3月20日
FOMCで株式は下落し、米国債が売られ、ドルが買われる動きとなりました。
100億ドルの量的緩和縮小が発表され、失業率6.5%の目標を撤廃しました。
またイエレン議長が会見で、量的緩和終了後から利上げまでに要する「かなりの」期間について「概ね6ヶ月程度」との認識を示したことで急落しましたが、引けにかけては戻して下げ幅を縮小しました。
CMEでは高くなっていて、米株の下げよりも、ドル円上昇を好感している引けとなっています。
明日は日本は祝日で3連休になるのでポジション持ち越しについては、悩ましい所です。
★FOMC声明の全文は、FOMC声明全文(2014年3月20日)の記事に載せています。
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昨日のNY株式市場
NY DOW 16,222.17(-114.02)
NASDAQ 4,307.60(-25.71)
・ダウは16,350近辺から一時16.129ドルまで220ドル近く下落し、引け前に戻しましたが、114ドルの下落となりました。
日経先物とCME(円建て)
・日経先物は14,430で3時となりました。
・CME(円建て)の清算値は14,500でした。
ドル円(チャートは6:00時点)
NYタイムは101.20-60で推移し、2:20から徐々に上昇していました。
FOMC発表の3:00に101.63から102.13まで急上昇し、更に上昇して4:00には102.66まで上昇して、3:00の101.63からは103pipsのドル高・円安となりました。
その後は、押されて、102.34でNYクローズとなりました。
米国債
米国債は売られて大幅下落となりました。
左:米国10年国債先物-5分足 右:米国10年国債先物-日足