日銀黒田総裁会見要旨(2014年3月11日)

2014年3月11日

本日行われた日銀金融政策決定会合後の、黒田日銀総裁会見要旨です。(時事通信より転載)

・現時点で金融政策を調整する必要があるとは思っていない
・2%物価安定目標達成が困難になり必要なら躊躇(ちゅうちょ)なく調整する
・輸出勢い欠いている=ASEANの新興国経済のもたつき大きい
・米寒波や東アジア春節など一時的要因も作用=輸出、横ばい圏内の判断で
・米寒波など一時要因剥落する中で輸出は緩やかに増加していく
・景気の前向きな循環メカニズム引き続き働いている=GDP2次速報受け
・景気の先行き、潜在成長上回る成長続ける=GDP2次速報受け
・世界経済の下振れリスク、低下している状況に変わりない
・消費増税の物価押し上げ、4月は1.7%ぐらい=5月以降は2%でみる
・完全雇用に極めて近い状況になってきている=賃金・物価に好影響
・ベア動向に関心、期待持って見守っている
・緩和継続し、できるだけ早く2%物価目標に達したい=就任1年
・輸出、海外生産シフトなど構造的要因が作用している可能性も
・日本の製造業の競争力が衰えたとは思っていない=輸出
・被災地支援の資金供給延長で地元金融機関を側面支援=東日本大震災3年
・ビットコイン、現時点では通貨に必要とされる性質備えていない

 

★発表後の動きを、東京市場ザラバ~日銀金融政策会合~(2014年3月11日)の記事に詳しく書いています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

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