東京市場ザラバ~日銀金融政策会合~(2014年3月11日)

2014年3月11日

日経は前場は日銀金融政策発表を控えて小動きとなり、12時に日銀金融政策が発表されましたが、90円程度下落しましたが、引け前に戻ってきました。

結果
現状維持

日銀金融政策決定会合骨子(時事通信より転載)
・現行の金融緩和策の継続を決定=全員一致
・輸出はこのところ横ばい圏内の動きとなっている。
・景気は緩やかな回復を続けており消費増税前の駆け込み需要もみられている。
・先行き、消費増税の影響を受けつつも基調的には緩やかな回復続けていく。

・木内委員、2%の物価目標、中長期的に目指すとの議案提出=反対多数で否決
・白井委員、リスク要因の記述に反対=雇用・所得環境改善ペースに言及すべきだ。

日経先物
15,180で寄り付いた後は、15,200近辺でこう着していましたが、11:00に15,260まで上昇し、15,240-60でこう着となり前場が終わりました。
12時ちょうどあたりに日銀から現状維持との発表があると15,190まで下げ、12:30には15,160まで下落しました。
その後は12:50に15,220まで戻しましたが、ジリ下げとなり、13:15にマイテンすると13:25には15,120まで下落しました。
安値圏でしばらく揉んでいましたが、14:05に15,120を付けた後は上昇して14:50には15,240まで上がり、15,210(+50)△0.33%で引けとなりました。
現物は15,224.11(+103.97)△0.69%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

マザーズ
前日終値より1.44ポイント高い866.95で寄り付き、ジリ上げとなって9:45には874.20まで上昇しました。
その後、873近辺でこう着となり、11:00からはジリ下げとなり前場を終えました。
昼休みの12時に日銀金融政策が発表され、後場寄り付きは下に離れた868.12で寄り付き、次利下げとなり13:20にマイテンして861.60まで下落しました。
その後、前日終値近辺で上下して、引け前にプラスとなり866.52(+1.01)△0.12%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
  

 

ドル円と日本国債(チャートは15:30時点)
・ドル円はNYタイムは103.20-40でこう着の展開となり、103.28でNYクローズとなりました。
東京時間に入ってもこう着状態が続いていましたが、10:45から上がり11:00には103.37まで上昇して、発表前の11:45には更に103.42まで上昇して、103.40近辺で上下して発表を待つ形となりました。
12時ちょうどあたりに日銀からの現状維持との発表で103.33まで下落し、その後も下げて12:25には103.24まで下落しました。
その後は103.20-30を上下して、103.29で15時となりました。

・日本国債は発表で大きな動きはありませんでした。

左:ドル円-5分足 右:日本国債-5分足
  

 

上海総合指数
前日終値1,999.08より4.66ポイント低い1,994.42で寄り付き、しばらくは安値模索をして1,987.55まで下落しましたが、前場中ころから上昇を始めて、プラテンして2,008.07まで上昇し、前場引けには2,005.31まで戻りました。
後場に入ると、下落して再びマイテンして1,985.60まで下落しましたが、ジリジリ戻してプラスとなり2,001.16(+2.09)△0.10%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
  

 

昨日のNY市場
・ダウは小幅下落しました。一時100ドル超まで下落していましたが、戻ってきて下げ幅を縮小して引けました。
DOW    16,418.68(-34.04)
NASDAQ  4,334.45(-1.77)

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
  

 

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