東京市場ザラバ~ウクライナと露助~(2014年3月3日)

2014年3月3日

本日の東京市場は大荒れとなりました。
週末のウクライナ情勢を受けて、株は寄りから大幅安、ドル円は窓を開けて下落のスタートとなりました。
日経はいつも外部要因に引っかき回される宿命なのでしょうか。

これから始まる欧州・米国市場の動きがとても気になるところです。

★土曜日早朝のウクライナ問題の時の動きを、ロシアのウクライナへの武力侵略の時の動き(2014年3月1日)の記事に詳しく書いています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

日経先物
14,650と低い位置で寄り付きましたが、寄り後から下落して9:50に寄りから220円安の14,430を付けるまでリバなく下落していきました。
その後、14,500近辺でこう着となった後、ジリ上げとなり、11:30には14,600まで戻りましたが、14,570近辺でヨコヨコに入りました。
13:50に14,540から14,630まで一気に90円急上昇して14:25には14,670まで上がりましたが、そこから反転下落となり14:35には14,600まで下げましたが、再び上昇して14,630(-230)▼1.55%で引けとなりました。

現物は、14,652.23(-188.84)▼1.27%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
  

 

マザーズ
826.58ポイントで寄った後、日経とともに急ピッチで下落して、9:50には797.23まで下落していきました。
その後はジリジリと値を戻していき、一旦押す場面もありましたが戻ってきましたが、大幅下落の814.09(-23.11)▼2.76%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
  

 

ドル円とユーロドル(チャートは15:30時点)
・ドル円はウクライナ情勢を受けて、金曜日のクローズ前に下落したにもかかわらず、クローズ値の101.80から32pips下窓を開けて101.48で始まりました。
その後、ジリジリと下落して8:45には101.25まで23pips下げてからは、101.30-40で上下していました。
11時過ぎからジリ上げとなり11:25には101.49まで戻りましたが、戻って101.40近辺でのこう着となりました。
13:50から日経と共に上昇して14:05には101.50まで上がりましたが、引けにかけては戻ってきて101.44で15時となりました。

・ユーロドルもウクライナ情勢を受けて、金曜日のNYクローズ値の1.3799から45pips下窓を開けた1.3754で始まり、1.3770-1.3780でヨコヨコとなりました。
その後は小動きで1.3770-1.3780でこう着となっていましたが、14時過ぎからジリ上げとなり、1.3781で15時となりました。

ウクライナに地理的に近いユーロのこれからの動きは十分に注視する必要があるでしょう。

左:ドル円-5分足 右:ユロドル-5分足
  

 

日本国債とドル-ロシア・ルーブル
・日本国債先物は高く始まり、高値圏で推移しました。
・ルーブル安となり、15時には36.85まで上昇しました。
取引量が増えるこれからの欧州時間からが本番の動きとなります。

左:日本国債先物-5分足 右:ドル-ロシア・ルーブル-5分足
  

 

上海総合指数
前日終値より4.22ポイント安の2,052.08で寄り付いた後、ジリジリと上げ出して前場には2,078.33まで上昇しました。
その後は高値圏でもみ合いとなり、2,075.24(+18.93)△0.92%で引けました。

先週土曜日と本日発表された中国の指標
3/1(土) 2月製造業PMI速報   予想:50.1 結果:50.2 (前回:50.5)
3/3(月) 2月非製造業PMI速報  予想:-   結果:55.0 (前回:53.4)
3/3(月) 2月非製造業PMI改定値(HSBC)  予想:48.5 結果:48.5 (前回:49.5)

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
  

 

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