東京市場ザラバ~追加緩和発表後に一段高で521円の大幅高~(2020年4月27日)

 

2020年4月27日

・先週金曜日のNY株はトランプ大統領の署名で追加中小企業救済策が成立したことや原油価格が続伸したことで午後から上昇幅を拡大してダウは$259高、ナスは1.65%高で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値19,262.00よりも148.18円高い19410.84で寄り付き、直後に19,570まで急伸した後は上昇基調が続いて11時過ぎには433円高の19,695まで上昇しました。
昼休み中の12:10に日銀金融政策決定会合の結果が発表され、0.1%のマイナス金利を維持と事前に報道されていた通り新型コロナウイルス対応の追加金融緩和策として、国債購入額の「年80兆円めど」を撤廃して無制限の購入、コマーシャルペーパー・社債の日銀買い入れ枠拡大でした。
後場に入ると上昇基調となりジリ上げが続いて大引け直前に557円高の19,819まで上昇し、19,783.22(+521.22)△2.71%で引けました。

 

日銀金融政策決定会合の結果
12:10 現状維持(政策金利)・追加緩和(無制限の国債購入、CP・社債の日銀買い入れ枠拡大)

 

 

日経先物
19,450で寄り付き、9:05に19,440から19,550まで急伸した後は上げ幅を広げて12:05には510円高の19,710まで上昇しました。
12:10に日銀金融政策決定会合の結果発表があり、0.1%のマイナス金利を維持と事前に報道されていた通り新型コロナウイルス対応の追加金融緩和策として、国債購入額の「年80兆円めど」を撤廃して無制限の購入、コマーシャルペーパー・社債の日銀買い入れ枠拡大でした。
発表直後に19,710から19,610まで100円下げましたが、そこから再び上げ出して14:45には610円高の19,800まで上昇し、19,720(+530)△2.76%で引けました。
現物は19,783.22(+521.22)△2.71%でした。

東証一部売買代金:20,113億円、東証一部売買高:12.47億株
東証一部騰落数 値上がり1,752銘柄、値下がり369銘柄、変わらず49銘柄

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値742.66よりも10.80ポイント高い753.46で寄り付き、9:05に762まで上昇した後は756-763での揉み合いがひたすら続き、760.14(+17.48)△2.35%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日の欧州時間のドル円は来週の日米欧の金融政策発表を前に様子見ムードが高まっていましたが、NYタイムに入るとジリ安の展開が続いて05:00に107.37まで下落し、107.49でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は107.48で始まり、8:00から上げ出して9:10に107.62まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて11:50には107.44まで下落しました。
12:10に日銀金融政策決定会合の結果発表があり、0.1%のマイナス金利を維持と事前に報道されていた通り新型コロナウイルス対応の追加金融緩和策として、国債購入額の「年80兆円めど」を撤廃して無制限の購入、コマーシャルペーパー・社債の日銀買い入れ枠拡大でした。
発表直後の107.52から下げ出して12:25に107.29まで下落し、107.30-40で揉み合った後、13:30から再度下げ出して13:35に107.20まで下落しました。
その後は107.20-30での揉み合いが続いて107.26で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値2,808.52よりも3.72ポイント高い2,812.24で寄り付き、直後にマイテンしましたが、すぐに切り返してからはプラス0.2-0.8%で堅調な展開が続いて、2,815.49(+6.97)△0.25%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  23,775.27(+259.97)
NASDAQ  8,634.52(+139.77)
・先週金曜日のNY株はトランプ大統領の署名で追加中小企業救済策が成立したことや原油価格が続伸したことで午後から上昇幅を拡大してダウは$259高、ナスは1.65%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足