東京市場ザラバ~参議院選挙後はご祝儀相場もなく50円安~(2019年7月22日)

 

2019年7月22日

・先週金曜日のNY株はプラス圏での推移が続いていましたが、ウォール・ストリート・ジャーナルが直近のFRB高官の発言などを基に月末の会合で0.25%の利下げを決定する可能性が高いと報道し、また0.25%利下げを支持するとのセントルイス連銀・ブラード総裁の発言も伝わり、0.50%の利下げへの期待が後退したことで午後になると売りに押されてダウは$68安、ナスは0.74%安で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値21,466.99よりも72.24円安い21,394.75で寄り付き、直後から下げ出して149円安の21,317まで下落した後は押しを入れながら戻して10時半には21,433まで上昇しました。
その後は動きが乏しくなり21,370-430での小動きがひたすら続き、21,416.79(-50.20)で引けました。

 

 

日経先物
21,340で寄り付き、9:05に21,290まで下げましたが、そこから戻して先週金曜日終値を挟んだ21,340-420での上下が前場は続きました。
後場になるといつものように動きが乏しくなり、後場になると21,350-390での小動きがひたすら続き、21,360(-20)▼0.09%で引けました。
現物は21,416.79(-50.20)▼0.23%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値896.05よりも2.41ポイント安い893.64で寄り付き、直後から下げ出して9:10に885まで下落した後はジリジリと戻して11:20には891まで上昇しました。
後場になると886-891での小動きが続き、888.97(-7.08)▼0.79%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は前日のウィリアムズ米NY連銀総裁のハト派発言について、NY連銀がアジア時間早朝に「次回の政策行動に関するものではない」などと説明し、更に「ブラード米セントルイス連銀総裁など米金融当局者らは今月末のFOMCで0.25%の利下げに踏み切ると示唆。0.50%の利下げは準備していない」とのウォール・ストリート・ジャーナルの報道を受けて、FRBの大幅利下げ期待が後退したことでドルを買い戻す流れが東京時間で続き、欧州・NYタイムは107.55-80での上下が続き、03:10にブラード米セントルイス連銀総裁「今月末のFOMCでは0.25%の利下げを実施すると予想」で107.97まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて107.74でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は107.70で始まり、107.80でしばらく揉み合った後9:50から上げ出して10:30には108.06まで上昇しました。
その後は107.90-108.00での小動きがひたすら続き、107.97で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値2,924.20よりも1.58ポイント高い2,925.78で寄り付き、すぐにマイナス1.4%まで下落し、その後はマイナス0.5-1.1%での上下が続いて、2,886.97(-37.23)▼1.27%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  27,154.20(-68.77)
NASDAQ  8,146.49(-60.75)
・昨日のNY株はプラス圏での推移が続いていましたが、ウォール・ストリート・ジャーナルが直近のFRB高官の発言などを基に月末の会合で0.25%の利下げを決定する可能性が高いと報道し、また0.25%利下げを支持するとのセントルイス連銀・ブラード総裁の発言も伝わり、0.50%の利下げへの期待が後退したことで午後になると売りに押されてダウは$68安、ナスは0.74%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足