東京市場ザラバ~前場153円高まで上昇するも押し戻されて30円高~(2019年7月9日)

 

2019年7月9日

・昨日のNY株はパウエルFRB議長議会証言を7/10・11に控えていることもあり様子見姿勢のなか、先週末の雇用統計を受けて大幅利下げへの期待が後退したため上値は重く、また証券会社が投資判断を引き下げたアップルやサウジアラビアの格安航空会社が仮発注をキャンセルしたボーイングが売られて指数を押し下げダウは$115安、ナスは0.78%安で引けました。

・本日の日経は前日終値21,534.35よりも63.80円高い21,598.15で寄り付き、直後から上げ出して9時半過ぎには153円高の21,687まで上昇しました。
しかしそこから反転してジリ下げが続き10時半過ぎには21,555まで押し戻されて21,600近辺での揉み合いが前場いっぱい続きました。
昼休み中に日経先物が下落したため後場は21,520で始まり、すぐにマイテンして26円安の21,508まで下落し、その後は21,520-560での小動きがひたすら続いて、21,565.15(+30.80)で引けました。

 

 

日経先物
21,580で寄り付き、8:55に21,550まで下げた後は反転して9:40には130円高の21,660まで上昇しました。
しかしそこからジリ下げとなり10:45の21,520まで下げ続け、21,560近辺での揉み合いとなりました。
11:45から再び下げ出して12:40には50円安の21,480まで下落してからは小幅安水準の21,500-530での小動きが続き、21,510(-20)▼0.09%で引けました。
現物は21,565.15(+30.80)△0.14%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値916.04よりも1.25ポイント高い917.29で寄り付き、9:30に910まで下げた後は911-915での小動きが前場いっぱい続きました。
後場になると一段下げて12:50に908まで下落した後は908-911での小動きが続いて、911.77(-4.27)▼0.47%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨夜のドル円は米利下げへの過度な期待が後退したためドル買いの流れとなり16:00の108.33から23:30には108.72まで上昇し、NYタイムでは米10年債利回りが上昇に転じたことで一段高となって04:40には108.80まで上昇して108.73でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.65-75で小動きの後9:20から上げ9:50には108.89まで上昇しました。
そこからは108.80-90で揉み合っていましたが、13:20に108.71まで下落してからは108.70-75でのこう着が続き、108.76で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,933.36よりも4.55ポイント安い2,928.81で寄り付き、マイナス0.7%まで下落しましたが、後場半ばから戻して2,928.23(-5.13)▼0.18%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  26,806.14(-115.98)
NASDAQ  8,098.38(-63.41)
・昨日のNY株はパウエルFRB議長議会証言を7/10・11に控えていることもあり様子見姿勢のなか、先週末の雇用統計を受けて大幅利下げへの期待が後退したため上値は重く、また証券会社が投資判断を引き下げたアップルやサウジアラビアの格安航空会社が仮発注をキャンセルしたボーイングが売られて指数を押し下げダウは$115安、ナスは0.78%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足