東京市場ザラバ~米中通商協議の進展報道を受けて207円高~(2019年4月3日)

 

2019年4月3日

・昨日のダウは構成銘柄であるドラッグストア大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの決算で急落したことをきっかけに前日まで続伸が続いていた反動の利確売りで終日マイナス圏で推移し、$79安で引けました。
一方ナスは朝方マイテンしましたが、切り替えしてからは堅調に推移して0.25%高で引けました。

・本日の日経は前日終値21,505.31よりも58.33円高い21,563.64で寄り付き、直後から下げてマイテンして21,480-530で揉み合っていましたが、9:35に本日からの米中通商協議で合意に近づいているとの観測報道を受けてドル円と共に急伸して10:00には21,676まで上昇しました。
そこから一旦21,580まで押し戻されましたが、10時半から再び上げ出して11時前に21,697まで上昇し、後場に入って209円高の21,714まで上昇しました。
その後も21,700近辺で高値圏を維持するなか14時過ぎに217円高の21,722まで上昇し、引け前に押し戻されて21,666まで下げましたがすぐに戻して21,713.21(+207.90) で引けました。

 

 

日経先物
21,560で寄り付き、21,540-570で揉み合った後9:00に21,550から21,480まで急落し9:15に21,470まで下落しましたが、9:35に本日からの米中通商協議で合意に近づいているとの観測報道を受けて早いペースで上げ出して9:55に21,670まで上昇しました。
そこから押し戻されて10:25に21,570まで下げましたが、10:30から再び上げ出して10:45には220円高の21,690まで上昇し、その後も高値圏を維持して14:00に240円高の21,710まで上昇しました。
14:45から小幅押し戻されて21,660まで下げましたがすぐに戻して15:10に21,730まで上昇し、21,720(+250)△1.16%で引けました。
現物は21,713.21(+207.90)△0.97%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値908.69よりも1.07ポイント高い909.76で寄り付き、9:50から上げ出して10:50に923まで上昇してからは920近辺での小動きが続き、後場に入ると915近辺でのこう着がひたすら続いて、919.35(+10.66)△1.17%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州・NYタイムを通して111.25-40での小動きがひたすら続いて111.30でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.30近辺で揉み合った後9:10に111.21まで下落しましたが、本日からの米中通商協議で合意に近づいているとの観測報道を受けて9:35に111.31から111.51まで急伸しました。
その後10:40に111.53まで上昇してからは111.50近辺での小動きが続きました。
しかし13:30から押し戻されて13:50に111.35まで下落し、111.38で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,176.83よりも17.68ポイント安い3,159.15で寄り付き、すぐにプラテンしてから前場は前日終値を挟んだ小動きが続き、後場になると上昇基調となり3,216.30(+39.47)△1.24%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    26,179.13(-79.29)
NASDAQ     7,848.69(+19.78)
・昨日のダウは構成銘柄であるドラッグストア大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの決算で急落したことをきっかけに前日まで続伸が続いていた反動の利確売りで終日マイナス圏で推移し、$79安で引けました。
一方ナスは朝方マイテンしましたが、切り替えしてからは堅調に推移して0.25%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足