東京市場ザラバ~米中交渉先行きへの警戒から手控えムードで129円安~(2019年3月6日)

 

2019年3月6日

・昨日のNY株はポンペオ米国務長官が対中貿易協議について「トランプ大統領は(内容が)完璧でなければ合意しない」と発言したことや中国・全国人民代表大会が今年の経済成長率目標を2年ぶりに引き下げて6.0-6.5%に設定したことで強弱入り混じった上値の重い展開が続き、ダウは$13安、ナスは0.02%安で引けました。

・本日の日経は前日終値21,726.28よりも67.25円安い21,659.03で寄り付き、直後から下げ出して10時半には170円安の21,556まで下落しました。
その後は21,560-620での小動きが続いた後、北朝鮮のミサイル発射場復旧の動きとの報道で後場に入ると一段安となって21,560近辺でのこう着が続く中で13時半には176円安の21,550まで下落しました。
14時から小幅リバりましたが、引け直前に押し戻されて21,596.81(-129.47)で引けました。

 

 

日経先物
21,690で寄り付き、直後から下げ出して10:30には200円安の21,550まで下落しました。
そこからはリバって11:35に21,640まで戻しましたがすぐに売られて21:580まで押し戻され、北朝鮮のミサイル発射場復旧の動きとの報道もあり後場になると21,550-600での小動きが続きました。
その後14:00から小幅戻して15:00に21,620まで上げましたが、引けにかけては押し戻されて21,590(-160)▼0.74%で引けました。
現物は21,596.81(-129.47)▼0.60%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値943.96よりも2.97ポイント高い946.93で寄り付き、9:10に948まで上げた後は下げが続いて10:00には937まで下落しました。
そこからは937近辺で小動きの後、後場に入ると更にリバって前日終値943を挟んだ小動きが続き、14:30から小幅りバって、946.51(+2.55)△0.27%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は111.90近辺での小動きが続き、23:45の2月米サービス部門PMI改定値が予想を下回ったため111.78まで下げましたが、24:00の2月米ISM非製造業指数と12月新築住宅販売件数が予想を上回ったため00:30には112.13まで上昇しました。
しかしすぐに押し戻されてからは米10年債利回りが低下に転じたことやNY株が上値の重い展開となったため111.80-90での小動きが続き、111.88でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.80-90で小動きが続いていましたが、9:50から下げ出して10:05には111.72まで下落しました。
そこからは111.80近辺での小動きがひたすら続いて、111.80で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,054.25よりも6.18ポイント高い3,060.43で寄り付き、0.0-プラス1.0%での堅調な動きが続き、引けにかけて一段高となって3,102.10(+47.85)△1.57%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,806.63(-13.02)
NASDAQ     7,576.36(-1.21)
・昨日のNY株はポンペオ米国務長官が対中貿易協議について「トランプ大統領は(内容が)完璧でなければ合意しない」と発言したことや中国・全国人民代表大会が今年の経済成長率目標を2年ぶりに引き下げて6.0-6.5%に設定したことで強弱入り混じった上値の重い展開が続き、ダウは$13安、ナスは0.02%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足