東京市場ザラバ~CMEトラブルで小動き~(2019年2月27日)

 

2019年2月27日

・昨日のNY株はパウエルFRB議長の上院銀行委員会での証言で利上げ判断を急がない姿勢を改めて強調する一方、米中貿易摩擦をめぐる不透明感が米経済の重しになりかねないとの懸念も示しましたが、目新しい材料もなかったため株価への反応は鈍く前日終値を挟んだ小動きな続き、午後半ばに一段高になったものの引けにかけて押し戻されてダウは$33安、ナスは0.07%安で引けました。

・本日の日経は前日終値21,449.39よりも55.22円高い21,504.61で寄り付き、直後から上げ出して9時半前には116円高の21,565まで上昇しました。 しかしシカゴ先物取引システムがテクニカル面の問題で停止して時間外のダウ先物等が売買停止になったため動きが乏しくなり前場は21,530-570での小動きがひたすら続きました。
後場に入って12時45分からシカゴ先物取引システムが再開しましたが21,530-580での小動きがひたすら続いて、21,556.51(+107.12)で引けました。

 

 

日経先物
21,490で寄り付き、直後から上げ出して9:20に21,560まで上昇しましたが、シカゴ先物取引システムがテクニカル面の問題で停止して時間外のダウ先物等が売買停止になったため動きが乏しくなり21,530-560での小動きが続きました。
12時45分からシカゴ先物取引システムが再開しましたがその後も21,530-580での小動きがひたすら続いて、21,560(+80)△0.37%で引けました。
現物は21,556.51(+107.12)△0.50%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値932.61よりも1.99ポイント安い930.62で寄り付き、しばらく928-933で小動きでしたが、9:50からジリジリと上げ出して12:30には940まで上昇しました。
その後は935-940での小動きがひたすら続いて、939.41(+6.80)△0.73%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は110.75-90で小動きでしたが、12月米住宅着工件数が予想を下回ったことで110.66まで下落し、その後110.80近辺での小動きが続きました。
しかし米7年債入札が堅調だったことで米長期金利が低下幅を拡大すると早いペースで下げ出して04:30には110.42まで下落し、110.59でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると110.50-60での小動きがひたすら続いて110.56で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,941.52よりも1.59ポイント安い2,939.93で寄り付き、前場はプラス圏での推移が続き後場半ばにはプラス1.8%まで上昇しましたが、その後は失速してマイナス0.6%まで下落し、引けにかけて戻して2,953.82(+12.31)△0.42%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    26,057.98(-33.97)
NASDAQ     7,549.30(-5.16)
・昨日のNY株はパウエルFRB議長の上院銀行委員会での証言で利上げ判断を急がない姿勢を改めて強調する一方、米中貿易摩擦をめぐる不透明感が米経済の重しになりかねないとの懸念も示しましたが、目新しい材料もなかったため株価への反応は鈍く前日終値を挟んだ小動きな続き、午後半ばに一段高になったものの引けにかけて押し戻されてダウは$33安、ナスは0.07%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足