東京市場ザラバ~米中貿易協議進展期待上げの反動で78円安~(2019年2月26日)

 

2019年2月26日

・昨日のNY株は4日間の閣僚級貿易協議が終わってトランプ大統領が「知財権保護、技術移転の強要、農業、サービス、為替といった構造的な問題で大きな進展が見られた」と投稿し、3月1日に設定した交渉期限を「遅らせるだろう」と表明したことで朝方から買いが優勢となりダウは一時200ドル近く上昇しました。
しかしその後は徐々に値を消して上昇幅を縮め、ダウは$60高、ナスは0.36%高で引けました。

・本日の日経は前日終値21,528.23よりも27.79円高い21,556.02で寄り付き、しばらく21,550-610で小動きが続いていましたが、10時半に一段安となって前日終値を挟んだ小動きとなりました。
しかし昼休み中に日経先物が急落したため21,439で寄り付き13時前には123円安の21,405まで下落しました。
その後はインド空軍機がカシミール地方のパキスタン実効支配地域を空爆との報道もあって上値が重くなり21,410-460での小動きがひたすら続き、21,449.39(-78.84)で引けました。

 

 

日経先物
21,540で寄り付き、9:00から上げ出して9:25に80円高の21,620まで上昇し、21,560-610で揉み合っていました。
10:30から一段下げて21,510-560での揉み合っていましたが、11:25から早いペースの下げとなって11:45には180円安の21,370まで急落しました。
そこからは戻して12:35に21,460まで上げましたが、その後はインド空軍機がカシミール地方のパキスタン実効支配地域を空爆との報道もあって上値が重くなり21,400-450での小動きがひたすら続き、引け直前に上に飛んで21,480(-70)▼0.32%で引けました。
現物は21,449.39(-78.84)▼0.37%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値932.04よりも1.76ポイント高い933.80で寄り付き、9:20に943まで上昇した後は940近辺でのこう着が続きました。
しかし後場に入ると日経が急落したこともあって下げ出して13:10には923まで下落しました。
その後は小幅戻して前日終値を挟んだ小動きがひたすら続いて、932.61(+0.57)△0.06%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は110.60-80で小動きでしたが、NYタイムに入ると110.80近辺での揉み合いの後00:50から円売りにより早いペースで上げ出して02:50には111.23まで上昇しました。
その後は押し戻されて111.05でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.00を挟んで揉み合っていましたが、9:50から下げ出すと11:40の110.75までリバなく下げ続けました。
その後は110.80近辺での小動きが続いて、110.78で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,961.28よりも7.82ポイント高い2,969.10で寄り付き、プラス1.1%-マイナス0.7%で何度も往復する荒い値動きとなり、2,941.52(-19.77)▼0.67%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    26,091.95(+60.14)
NASDAQ     7,554.46(+26.92)
・昨日のNY株は4日間の閣僚級貿易協議が終わってトランプ大統領が「知財権保護、技術移転の強要、農業、サービス、為替といった構造的な問題で大きな進展が見られた」と投稿し、3月1日に設定した交渉期限を「遅らせるだろう」と表明したことで朝方から買いが優勢となりダウは一時200ドル近く上昇しました。
しかしその後は徐々に値を消して上昇幅を縮め、ダウは$60高、ナスは0.36%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足