2019年2月25日
・先週金曜日のNY株はトランプ大統領が中国の習近平国家主席と3月に会談する方向で調整している、また3月1日としてきた交渉期限を延長する可能性も示唆したことやCNBCテレビが中国が貿易協議で巨額の対米黒字解消に向けて最大1兆2000億ドル(約133兆円)の米国製品の購入を提案しているとの報道で貿易摩擦緩和への期待から買われてダウは一時202ドル高まで上昇しました。
・本日寄り前の7時半に「3月1日に予定していた中国に対する関税引き上げを延期するだろう」「習中国国家主席との会談を予定」との報道で時間外のダウ先物が上昇したため本日の日経は先週金曜日終値21,425.51よりも142.15円高い21,567.66で寄り付きました。
米中貿易交渉の合意期限延長を好感して21,550近辺での堅調な展開が続き、11時半に中国の新華社通信が「米中貿易協議で新たな不確実性がある可能性」「最終段階へはさらに困難」などと伝わりましたが、下げは21,500で止まりました。
後場になると20,510-550での小動きがひたすら続いて、21,528.23(+102.72)で引けました。
日経先物
21,550で寄り付き、直後に21,570まで上げた後は押し戻されて9:15に21,480まで下げました。
そこから反転して10:35に21,580まで上昇しましたが、11:35に中国の新華社通信が「米中貿易協議で新たな不確実性がある可能性」「最終段階へはさらに困難」などと伝わったため急落して11:45に21,450まで下落しました。
その後は戻して21,500-540での小動きが続き、21,550(+150)△0.70%で引けました。
現物は21,528.23(+102.72)△0.48%でした。
マザーズ
先週金曜日終値916.76よりも7.71ポイント高い924.47で寄り付き、9:30からジリ上げとなって10:40に935まで上昇した後11:00に928まで押し戻されましたが、後場になると再びジリジリと上げ出して14:00に935まで上昇し、932.04(+15.28)△1.67%で引けました。
ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は上昇基調となり16:30の110.70から19:10には110.90まで上昇しましたが、22:30から押し戻されて02:50には110.55まで下落し、110.66でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は110.63で始まり、直後から上げ出して9:40には110.85まで上昇しました。
その後は逆に押し戻されて11:50には110.58まで下落した後は110.60-70での小動きとなり、110.63で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。
上海総合指数
先週金曜日終値2,804.23よりも34.16ポイント高い2,838.39で寄り付き、前場はゆっくりとした上昇が続いていましたが、後場になると上昇ペースが上がって2,961.28(+157.06)△5.60%で引けました。
昨日のNY株式市場
NY DOW 26,031.81(+181.18)
NASDAQ 7,527.55(+67.84)
・先週金曜日のNY株はトランプ大統領が中国の習近平国家主席と3月に会談する方向で調整している、また3月1日としてきた交渉期限を延長する可能性も示唆したことやCNBCテレビが中国が貿易協議で巨額の対米黒字解消に向けて最大1兆2000億ドル(約133兆円)の米国製品の購入を提案しているとの報道で貿易摩擦緩和への期待から買われてダウは一時202ドル高まで上昇しました。