東京市場ザラバ~ダウ208ドル安で売られたものの10時に切り返して15円高~(2019年1月29日)

 

2019年1月29日

・昨日のNY株はキャタピラーの10-12月期決算で調整後の1株当たり損益が市場予想を下回り2019年通期の業績見通しも低めに設定していたことで売られて1銘柄でダウを約85ドル押し下げ、 エヌビディアが18年11月-19年1月期の売上高予想を下方修正したことで売られ、他の中国関連銘柄や半導体セクターも売られてダウは一時413ドル下落しました。
午後にホワイトハウスが米中閣僚級の貿易協議を30,31日にワシントンで開くと正式に発表すると協議進展への期待から買い戻しが入って下げ幅を縮め、ダウは$208安、ナスは1.11%安で引けました。

・本日の日経は前日終値20,649.00よりも93.56円安い20,555.44で寄り付き、直後からジリ下げとなって10時過ぎに243円安の20,406まで下落しました。
そこから前場いっぱいは20,410-480で揉み合いが続きましたが、後場になると150円近くジリ上げが続いて前場の下落分を打ち消して14時前には20,629まで上昇し、一旦20,584まで押し戻された後14時半に急伸して22円高の20,671まで上昇しました。
その後は前日終値20,649を挟んだ揉み合いとなり、20,664.64(+15.64)で引けました。

 

 

日経先物
20,560で寄り付き、直後からジリ下げとなって10:05の20,380まで下げ続けました。
そこから20,390-450で揉み合いが続いた後、後場になるとジリ上げが続いて13:50には20円安の20,620まで上昇し、一旦20,560まで押した後14:30に急伸して20円高の20,660まで上昇しました。
その後は20,600-640での揉み合いとなり、20,630(-10)▼0.05%で引けました。
現物は20,664.64(+15.64)△0.08%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値949.65よりも4.77ポイント高い944.88で寄り付き、直後からジリ下げとなって10:05に931まで下落しましたが、そこから反転するとジリ上げが続いて後場になるとプラテンして13:15には958まで上昇しました。
その後14:25から一段高となって962まで上昇し、961.19(+11.54)△1.22%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤はジリ上げとなり16:00の109.31から21:10には109.52まで上昇しましたが、そこからは米国株安や米金利低下に伴って下げ基調となり01:40には109.16まで下落しました。
その後はジリジリと戻して05:20に109.39まで上昇し、109.33でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなり10:00に109.12まで下落した後は109.20近辺でのこう着が続きましたが、日経の上昇と共に12:30からジリ上げがひたすら続いて109.31で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,596.98よりも4.62ポイント安い2,592.36で寄り付き、前場半ばにマイナス1.4%まで下落しましたが、その後はジリ上げが続いて後場半ばにプラテンし、2,594.25(-2.72)▼0.10%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,528.22(-208.98)
NASDAQ     7,085.68(-79.18)
・昨日のNY株はキャタピラーの10-12月期決算で調整後の1株当たり損益が市場予想を下回り2019年通期の業績見通しも低めに設定していたことで売られて1銘柄でダウを約85ドル押し下げ、 エヌビディアが18年11月-19年1月期の売上高予想を下方修正したことで売られ、他の中国関連銘柄や半導体セクターも売られてダウは一時413ドル下落しました。
午後にホワイトハウスが米中閣僚級の貿易協議を30,31日にワシントンで開くと正式に発表すると協議進展への期待から買い戻しが入って下げ幅を縮め、ダウは$208安、ナスは1.11%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足