東京市場ザラバ~否定されながらも米国の対中制裁緩和期待で263円高~(2019年1月18日)

 

2019年1月18日

・昨日のNY株はモルガン・スタンレーの10-12月期決算で1株当たりの利益が市場予想に届かなかったためダウはマイナス圏での推移が続いていましたが、04:35にトランプ政権が中国からの輸入品に課した制裁関税の撤廃や引き下げを検討しているとの報道で一気に220ドル急伸し、その後米財務省が「ムニューシン財務長官が中国に課している関税の一部もしくは全部の撤廃を提案している」との報道を否定と伝わると上げ幅を縮めたもののダウは$162高、ナスは0.71%高で引けました。

・本日の日経は前日終値20,402.27よりも70.54円高い20,472.81で寄り付き、直後から上げ出して9時半には225円高の20,627まで上昇し、20,550まで押し戻された後10時から再び上げ出して11時には278円高の20,680まで上昇しました。
その後は20640-680でのこう着がひたすら続いて、20,666.07(+263.80)で引けました。

 

 

日経先物
20,490で寄り付き、9:00に20,430まで下げた後は反転して9:35には20,600まで上昇しました。
そこからは押し戻されて20,530-570で揉み合った後10:00から再び上げ出して11:00には320円高の20,670まで上昇しました。
その後は20,620-670での小動きがひたすら続き、20,630(+280)△1.38%で引けました。
現物は20,666.07(+263.80)△1.29%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値937.80よりも2.36ポイント高い940.16で寄り付き、939-944で揉み合った後9:30から上げ出して10:00には950まで上昇しました。
そこからは946-949でのこう着が続いた後11:05から再び上げ出して12:30には953まで上昇しました。
その後は小幅押し戻されて945-951での小動きがひたすら続いて、950.60(+12.80)△1.36%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は108.70-90で小動きでしたが、NYタイムに入るとジリジリと上げ出して01:00には109.10まで上昇し、108.90-109.10での小動きが続いていました。
しかし04:35にトランプ政権が中国からの輸入品に課した制裁関税の撤廃や引き下げを検討しているとの報道で108.97から109.40まで急伸し、その後05:00に米財務省が報道を否定と伝わると109.12まで押し戻され、109.24でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると109.20近辺で小動きの後8:00から下げ出して8:25に109.05まで下落しましたが、そこからは反転して10:55には109.39まで上昇しました。
その後は109.30–45での小動きが続いて、109.36で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,559.64よりも8.10ポイント高い2,567.74で寄り付き、前場はプラス0.4-1.2%で推移し、後場は一段高となってプラス1.5%まで上昇し、2,596.01(+36.37)△1.42%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,370.10(+162.94)
NASDAQ     7,084.46(+49.77)
・昨日のNY株はモルガン・スタンレーの10-12月期決算で1株当たりの利益が市場予想に届かなかったためダウはマイナス圏での推移が続いていましたが、04:35にトランプ政権が中国からの輸入品に課した制裁関税の撤廃や引き下げを検討しているとの報道で一気に220ドル急伸し、その後米財務省が「ムニューシン財務長官が中国に課している関税の一部もしくは全部の撤廃を提案している」との報道を否定と伝わると上げ幅を縮めたもののダウは$162高、ナスは0.71%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足