東京市場ザラバ~平成最後の大納会は62円安の20,014.77~(2018年12月28日)

 

2018年12月28日

・昨日のNY株は前日の急騰の反動や12月消費者信頼感指数が2015年7月以来の下げ幅となったことで売りがかさむなか、トランプ大統領がメキシコ国境の壁の財源について「確保できるまでいくらでも待つ」と発言したため米政府の与野党対立が長期化するとの懸念も加わってダウは一時600ドル超下落しました。
しかし引け前に大量の買いが入って870ドル一気に上昇し、ダウは$260高、ナスは0.38%高で引けました。

・本日の日経は前日終値20,077.62よりも119.74円安い19,957.88で寄り付き、小幅安水準の19,940-20,070で上下が続くなか9時半にプラテンして20,008まで上げましたが、すぐに押し戻されて再び19,940-20,070での上下となりました。
11時過ぎに19,900まで下げましたが、すぐに戻して後場になると20,000を挟んだ小動きがひたすら続き、引け前に19,923まで下げましたが、引けにかけて戻して20,014.77(-62.85)で引けました。

 

 

日経先物
19,900で寄り付き、直後から上げ出して9:30に40円高の20,060まで上昇しましたが、その後はジリジリとした下げが続いて11:10には160円安の19,860まで下落しました。
その後戻して後場は19,960-20,030での小動きがひたすら続いていましたが、14:45から下げ出して19,880まで下落し、15:00に19,970まで戻しました。
しかし現物引けてから再び下げ出して15:05に19,750まで下落し、19,840(-180)▼0.90%で引けました。
現物は20,014.77(-62.85)▼0.31%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値826.69よりも6.27ポイント安い820.42で寄り付き、前日終値を挟んだ820-831で上下していましたが、10:00からジリ下げとなって11:10には806まで下落しました。
その後は806-816での小動きが続いて、812.32(-14.37)▼1.74%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間からジリジリとした下げが続いて16:00の111.07から03:50には110.45まで下落しました。
しかしNY株が急騰したため04:40の110.54から05:40には111.09まで急伸し、110.97でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると下げ基調となり11:10には110.51まで下落しました。
その後は12:00に110.80まで上げましたがすぐに押し戻され、14:20に110.70まで上げた後も押し戻されて110.64で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,483.09よりも0.53ポイント高い2,483.62で寄り付き、前場半ばにマイテンした後はプラス0.1-0.8%での小動きが続いて、2,493.90(+10.81)△0.44%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    23,138.82(+260.37)
NASDAQ     6,579.49(+25.14)
・昨日のNY株は前日の急騰の反動や12月消費者信頼感指数が2015年7月以来の下げ幅となったことで売りがかさむなか、トランプ大統領がメキシコ国境の壁の財源について「確保できるまでいくらでも待つ」と発言したため米政府の与野党対立が長期化するとの懸念も加わってダウは一時600ドル超下落しました。
しかし引け前に大量の買いが入って870ドル一気に上昇し、ダウは$260高、ナスは0.38%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足