東京市場ザラバ~高値圏でこう着して213円高~(2018年12月13日)

 

2018年12月13日

・昨日のNY株はWSJが米政権が問題視している中国の産業政策「製造2025」について中国が見直しを計画しているとの報道や、ファーウェイ副会長が保釈されたことなどを受けて米中対立の緩和期待からダウは一時450ドル超上昇しました。
午後になると売りに押されて上昇幅を縮めてダウは$157高、ナスは0.95%高で引けました。

・本日の日経は前日終値21,602.75よりも152.38円高い21,755.13で寄り付き、21,710-770での小動きの後21,700近辺でのこう着が続きました。
しかし11時から上げ出して後場寄り直後に269円高の21,871まで上昇してからは21,830近辺でのこう着がひたすら続いて、21,816.19(+213.44)で引けました。

 

 

日経先物
21,710で寄り付き、21,700-790で上下した後は21,700近辺での小動きが続きました。
しかし11:00から一段高となって12:35に21,875まで上昇し、その後は21,820-850でのこう着がひたすら続いて、21,850(+190)△0.88%で引けました。
現物は21,816.19(+213.44)△0.99%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値957.25よりも6.67ポイント高い963.92で寄り付き、直後に968まで上げた後は下げ出して9:30にマイテンして952まで下落しました。
そこからは前日終値を挟んだ小動きが前場いっぱい続き、後場になると小幅高水準の957-64での小動きがひたすら続いて、960.66(+3.41)△0.36%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円はポンドがメイ英首相の不信任投票について閣僚の多くが首相支持を表明したことで買われたことや、ユーロがコンテ伊首相の「2019年予算案を巡り、財政赤字の対GDP比率を2.04%とする目標をEUに提案」との発言で買われたことでドル売りの流れとなったため16:00の113.45から03:00には113.13まで下落し、113.25でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリジリとした上げが続いて11:30に113.49まで上昇し、その後は113.40-50での小動きがひたすら続いて、113.46で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,602.15よりも4.99ポイント高い2,607.14で寄り付き、前場半ばから上げ出してプラス1.6%まで上昇し、その後はプラス1.1-1.5%での推移となり、2,634.05(+31.90)△1.23%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,527.27(+157.03)
NASDAQ     7,098.31(+66.48)
・昨日のNY株はWSJが米政権が問題視している中国の産業政策「製造2025」について中国が見直しを計画しているとの報道や、ファーウェイ副会長が保釈されたことなどを受けて米中対立の緩和期待からダウは一時450ドル超上昇しました。
午後になると売りに押されて上昇幅を縮めてダウは$157高、ナスは0.95%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足