東京市場ザラバ~21,000円台維持するも上値重く71円安~(2018年12月11日)

 

2018年12月11日

・昨日のダウは先週から続く米中貿易摩擦への不安やメイ英政権が12/11に予定していた欧州連合(EU)離脱合意案の採決を延期する方針を発表して「合意なき離脱」の可能性が高まったことでダウは午前中には一時500ドル超の下落となりました。
しかし先週からの下落幅が大きく値ごろ感から買いが入って徐々に下げ幅を縮めて引け前にプラスに転じ、$34高で引けました。
またナスはダウ寄りも早い午前中にはプラスに転じて0.74%高となりました。

・本日の日経は前日終値21,219.50よりも53.54円高い21,273.04で寄り付き、直後からジリ下げとなって10時過ぎには157円安の21,062まで下落しました。
10時半から急伸して59円高の21,278まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて前引け前には21,079まで下落しました。
後場に入ると21,110-170での小動きが続き、14時過ぎに小幅上げて21,140-190での小動きとなり、21,148.02(-71.48)で引けました。

 

 

日経先物
21,240で寄り付き、直後からジリ下げとなって10:15には80円安の21,060まで下落しました。
10:30から急伸して10:40に21,280まで上昇しましたが、すぐに反転して11:20には21,080まで下落しました。
後場になると動きが乏しくなり前日終値を挟んだ21,110-170での小動きが続き、14:30に21,190まで上げましたが引けにかけて押し戻されて、21,130(-10)▼0.05%で引けました。
現物は21,148.02(-71.48)▼0.34%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値947.72よりも5.17ポイント高い952.89で寄り付き、9:20に956まで上げましたがそこからはジリ下げとなり10:15には925まで下落しました。
その後は920-925での小動きがひたすら続いて922.46(-25.26)▼2.67%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は対ポンド中心にドル高となったことやNY株の反発で円売りも加わり、16:00の112.47から上昇基調が続いて06:30には113.36まで約1円上昇して113.31でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げがひたすら続いて11:20に113.00まで下落し、そこからは113.00-15での小動きが続いて、113.08で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,584.58よりも2.44ポイント高い2,587.02で寄り付き、終日小幅高水準の0.0-プラス0.5%での小動きが続き、2,594.09(+9.51)△0.37%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,423.26(+34.31)
NASDAQ     7,020.52(+51.27)
・昨日のダウは先週から続く米中貿易摩擦への不安やメイ英政権が12/11に予定していた欧州連合(EU)離脱合意案の採決を延期する方針を発表して「合意なき離脱」の可能性が高まったことでダウは午前中には一時500ドル超の下落となりました。
しかし先週からの下落幅が大きく値ごろ感から買いが入って徐々に下げ幅を縮めて引け前にプラスに転じ、$34高で引けました。
またナスはダウ寄りも早い午前中にはプラスに転じて0.74%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足