東京市場ザラバ~米中会談控えて小動きながら6日続伸の88円高~(2018年11月30日)

 

2018年11月30日

・昨日のNY株は週末の米中首脳会談を控えて様子見のなか、前日の$600超上昇した反動からマイナス圏で推移していましたが、徐々に値を戻しFOMC議事要旨で複数の参加者が景気を過熱も冷やしもしない「中立金利」に迫りつつあると言及していたことが判明すると来年以降の利上げは柔軟に判断されるとの観測で買いが入りダウ・ナス共にプラス圏に浮上しました。
しかし引けにかけては売りに押されてダウは$27安、ナスは0.25%安で引けました。

・本日の日経は前日終値22,262.60よりも12.37円高い22,274.97で寄り付き、米中首脳会談を控えていることもあり動きが乏しく、前場は前日終値を挟んだ22,230-330で方向感なく上下し、後場になると一段高の22,300-360での小動きがひたすら続いて、6日続伸の22,351.06(+88.46)で引けました。

 

 

日経先物
22,280で寄り付き、9:05に22,340まで上昇した後は前日終値を挟んだ22,230-310で方向感のない上下が続き、後場になると一段上のレンジの22,300-360で小動きがひたすら続き、15:00に130円高の22,370まで上げて、22,350(+110)△0.49%で引けました。
現物は22,351.06(+88.46)△0.40%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,010.91よりも0.68ポイント高い1,011.59で寄り付き、9:45に1,017まで上昇しましたが、9:55から下げ出してマイテンして10:25には999まで下落しました。
その後は戻して、後場になると小幅安水準の1,007-1,010での小動きがひたすら続いて、1,011.43(+0.52)△0.05%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は方向感がなく、欧州時間は113.15-45で上下し、NYタイムでは113.25-55での上下となり113.46でクローズしました。
・東京時間に入ると米中首脳会談を控えて113.35-45での小動きがひたすら続いて、113.39で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,567.44よりも2.88ポイント安い2,564.56で寄り付き、前場は小幅高水準で推移していましたが、後場になるとマイテンしてマイナス0.4%まで下落しました。
しかしそこから切り返してプラス0.8%まで上昇し、2,588.19(+20.74)△0.81%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,338.84(-27.59)
NASDAQ     7,273.08(-18.51)
・昨日のNY株は週末の米中首脳会談を控えて様子見のなか、前日の$600超上昇した反動からマイナス圏で推移していましたが、徐々に値を戻しFOMC議事要旨で複数の参加者が景気を過熱も冷やしもしない「中立金利」に迫りつつあると言及していたことが判明すると来年以降の利上げは柔軟に判断されるとの観測で買いが入りダウ・ナス共にプラス圏に浮上しました。
しかし引けにかけては売りに押されてダウは$27安、ナスは0.25%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足