東京市場ザラバ~今日も堅調224円高で4連騰~(2018年11月28日)

 

2018年11月28日

・昨日のNY株はトランプ米大統領がWSJのインタビューで貿易問題をめぐる中国との協議が不調に終われば新たな対中制裁関税を発動する意向を表明し、今週末から始まるG20首脳会議での米中首脳会談に警戒感が高まりダウは一時$224安まで売られました。
しかしクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「G20に合わせ、米中首脳は12月1日の夕食の席で会談する予定」「トランプ米大統領は会談の成果に期待している」と発言したことで米中首脳会談への懸念が後退してプラス圏に浮上し、ダウは$108高、ナスは0.01%高で引けました。

・本日の日経は前日終値21,952.40よりも84.32円高い22,036.72で寄り付き、直後かに急伸して22,141まで上昇し、22,100-140で揉み合った後9時半過ぎには224円高の22,176まで上昇しました。
その後は22,050-150での上下が続いていましたが、後場に入ると一段高となって13時前には264円高の22,216まで上昇し、そこからは本日高値圏の22,150-200で揉み合いとなり、22,177.02(+224.62)で引けました。

 

 

日経先物
22,070で寄り付き、9:00に22,040まで下げた後に急伸して9:05には22,150まで上昇し、そこから一旦22,100押し戻されましたが、9:40から再び上げ出して22,180まで上昇しました。
その後22,060-150で上下した後、11:30から一段高となって22,150-180での揉み合いとなりました。
後場になると更に上げて12:50には210円高の22,210まで上昇した後は22,160-200での揉みあいがひたすら続き、引け直前に上に飛んで22,230(+230)△1.05%で引けました。
現物は22,177.02(+224.62)△▼000%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値975.04よりも2.96ポイント高い978.00で寄り付き、9:30から上げ出して9:45に986まで上昇した後は押し戻されて980まで下落しました。
しかし10:20から再び上げ出して12:45には994まで上昇し、990近辺での小動きが続きました。
その後14:30から一段高となって14:35には996まで上昇し、995.71(+20.67)△▼000%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円はトランプ大統領がWSJとのインタビューで中国の習近平国家主席との首脳会談が不調に終わった場合に対中制裁関税の第4弾を発動する構えを示したことやドイツ誌が「トランプ米大統領は20カ国・地域(G20)首脳会議の後、来週にも輸入車に関税を課す可能性がある」と報じたことでユーロ売り・ドル買いの流れが強まり16:00の113.52から01:50には113.84まで上昇しました。
その後は113.70-80での小動きが続いて113.78でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると113.80近辺での小動きがひたすら続いていましたが、14:10から一段高となって14:20に113.90まで上昇し、113.88で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,574.68よりも0.77ポイント高い2,575.45で寄り付き後すぐにマイテンしましたが、前場半ばにプラテンしてからは上昇が続いて、後場はプラス0.7-1.0%での推移となり、2,601.74(+27.06)△1.05%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,748.73(+108.49)
NASDAQ     7,082.70(+0.85)
・昨日のNY株はトランプ米大統領がWSJのインタビューで貿易問題をめぐる中国との協議が不調に終われば新たな対中制裁関税を発動する意向を表明し、今週末から始まるG20首脳会議での米中首脳会談に警戒感が高まりダウは一時$224安まで売られました。
しかしクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「G20に合わせ、米中首脳は12月1日の夕食の席で会談する予定」「トランプ米大統領は会談の成果に期待している」と発言したことで米中首脳会談への懸念が後退してプラス圏に浮上し、ダウは$108高、ナスは0.01%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足