東京市場ザラバ~エヌビディア決算への不安もあり、ほぼ寄り天で123円安~(2018年11月16日)

 

2018年11月16日

・昨日のダウは英国の欧州連合(EU)離脱協定案に合意したことへの反発から英閣僚が相次ぎ辞任したため政局混迷への不安や米百貨店チェーン大手のさえない決算で売りが先行して一時$290超下落していましたが、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が対中貿易制裁のさらなる措置を「既に保留にした」との英紙フィナンシャル・タイムズの報道をきっかけにプラスに転じてダウは$208高で引けました。
ナスはハイテク株への買い戻しで朝方から堅調に推移して1.72%高となりました。

NY市場引け後に発表された決算発表を受けてエヌビディアが時間外で16%超の下落、アプライド・マテリアルズも6%超の下落となりました。

・本日の日経は前日終値21,803.62よりも1.28円高い21,804.90で寄り付き、70円高の21,873まで上昇した後はジリ下げが前引けまでひたすら続いて117円安の21,686まで下落しました。
昼休み中に日経先物が上昇したため後場は21,737で寄り付き、21,750を挟んだ小動きがしばらく続いた後14時にプラテンして21,806まで上昇しました。
しかし14時から早いペースで下げ出して14時半には140円安の21,663まで下落し、その後は安値圏での揉み合いとなって、21,680.34(-123.28)で引けました。

 

 

日経先物
21,830で寄り付き、9:05に21,760まで下げた後に反転して9:20には21,880まで上昇しましたが、そこからジリ下げとなり11:15の21,680まで下げ続けました。
その後はジリジリと戻して12:50には22,770まで上昇し、21,710-760での揉み合いが続いた後13:55に21,810まで上昇しました。
しかしそこから早いペースで下げ出して14:20には170円安の21,650まで下落し、安値圏での揉み合いとなって、21,650(-170)▼0.78%で引けました。
現物は21,680.34(-123.28)▼0.57%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値956.83よりも3.55ポイント高い960.38で寄り付き、9:20に964まで上げた後は押し戻されて9:55に953まで下落し、そこから反転して10:10に964まで上昇しましたが再び押し戻されて10:50には951まで下落しました。
その後は前日終値を挟んだ852-860で上下し、後場になると851-855での小動きが続いていましたが、14;15から一段安となって948.32(-8.51)▼0.89%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は下落基調となり16:00の113.52から23:30には113.09までげらくしましたが、NYタイムに入るとNY株の反発に合わせて04:00には113.70まで上昇し、113.62でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると113.50-60で小動きの後、10:10から下げ出して11:50には113.33まで下落しました。
その後戻して14:00に113.45まで上げましたが、14:10から再び下げ出して113.33で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,668.17よりも1.61ポイント高い2,669.78で寄り付き、前場は前日終値を挟んで上下し、後場になると上げ出してプラス1.0%まで上昇しましたが、後場半ばから押し戻されて2,679.11 (+10.94)△0.41%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,289.27(+208.77)
NASDAQ     7,259.03(+122.64)
・昨日のダウは英国の欧州連合(EU)離脱協定案に合意したことへの反発から英閣僚が相次ぎ辞任したため政局混迷への不安や米百貨店チェーン大手のさえない決算で売りが先行して一時$290超下落していましたが、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が対中貿易制裁のさらなる措置を「既に保留にした」との英紙フィナンシャル・タイムズの報道をきっかけにプラスに転じてダウは$208高で引けました。
ナスはハイテク株への買い戻しで朝方から堅調に推移して1.72%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足