2018年11月13日
・昨日のNY株はiPhone向けに部品を供給するルメンタムが大口顧客からの大幅な供給減要請を理由に業績見通しを下方修正したことを受けてアップルへの業績不安が浮上したためアップルが売り込まれ、他のハイテク株も売られたほか、マレーシアの政府系ファンド「1MDB」による巨額資金流用事件をめぐって中心的役割を果たした人物がゴールドマン・サックスのブランクファイン前最高経営責任者（CEO）と面会していたとの報道でゴールドマン株が7%超の急落となったことも指数を押し下げてダウは$602の大幅安、ナスも2.78%もの大幅安で引けました。
・本日の日経は前日終値22,269.88よりも384.64円安い21,885.24で寄り付き、直後から急ピッチで下げ出して9時半前には785円安の21,484まで大幅に下落しました。
そこから21,490-630での揉み合いが前場いっぱい続きましたが、昼休み中に日経先物とドル円が中国の貿易問題を担当する劉鶴・国務院副総理が訪米するとの一部報道を受けて急伸したため後場は21,655で寄り付きました。
その後は底固く上昇して21,740-800での揉み合いとなり、21,810.52（-459.36）で引けました。
日経先物
21,820で寄り付き、直後から早いペースで下げ出して9：20には780円安の21,470まで一気に下落しました。
そこからは21,480-540で揉み合いが続いた後11：00から小幅上げて21,530-610での揉み合いとなりました。
しかし12：25から中国の貿易問題を担当する劉鶴・国務院副総理が訪米するとの一部報道で上海株が急伸したことで時間外のダウ先物とドル円と共に急伸して12：55には21,760まで上昇し、21,730-770で揉み合った後13：25には21,790まで上昇しました。
その後は21,690-770で揉み合った後一段高となって14：25に21,820まで上昇し、21,760（-490）▼2.20％で引けました。
現物は21,810.52（-459.36）▼2.06％でした。
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
前日終値965.88よりも19.06ポイント安い946.82で寄り付き、直後に933まで下落して931-940での小動きが続きました。
しかし10：15からジリジリとした戻りが続いて11：05に960まで上昇し、その後は小幅安の955-963での小動きがひたすら続いて958.73（-7.15）▼0.74％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間に入ると下げが続き、NYタイムではベテランズデーで米債券市場が休場で参加者が少ないなかNY株が下げ幅を広げていったため円買いの流れとなり16：00の114.18から01：30には113.66まで下落し、その後は113.70-90での揉み合いが続いて113.84でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると113.80近辺で揉み合っていましたが、8：50から下げ出して9：20には113.57まで下落しました。
そこからジリジリと戻して113.70-80で揉み合っていましたが、中国の貿易問題を担当する劉鶴・国務院副総理が訪米するとの一部報道を受けて12：25から上げ出して13：00には114.04まで上昇しました。
その後は114.00近辺での小動きが続いて、113.98で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
前日終値2,630.52よりも30.02ポイント安い2,600.50で寄り付き、上昇が続いて後場半ばに2,597まで上昇し、2,654.88（+24.36）△0.93％で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 25,387.18(-602.12)
ＮＡＳＤＡＱ 7,200.87(-206.03)
・昨日のNY株はiPhone向けに部品を供給するルメンタムが大口顧客からの大幅な供給減要請を理由に業績見通しを下方修正したことを受けてアップルへの業績不安が浮上したためアップルが売り込まれ、他のハイテク株も売られたほか、マレーシアの政府系ファンド「1MDB」による巨額資金流用事件をめぐって中心的役割を果たした人物がゴールドマン・サックスのブランクファイン前最高経営責任者（CEO）と面会していたとの報道でゴールドマン株が7%超の急落となったことも指数を押し下げてダウは$602の大幅安、ナスも2.78%もの大幅安で引けました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
