東京市場ザラバ~大きな材料なく売り込まれ一時22,000円割り込み604円安~(2018年10月23日)

 

2018年10月23日

・昨日のダウは朝方は中国政府が景気てこ入れ策や株式市場への支援を表明したことで大幅上昇した中国株の動向を好感して一時$117高まで買われましたが、ハリバートンが10-12月期の業績が悪化する見通しを示したため同社株やエネルギーセクターが売られ、また金融セクターも売られたため一時$200超の下落となり$126安で引けました。
またナスは終日小幅高での推移が続いて0.26%高となりました。

・本日の日経は前日終値22,614.82よりも210.68円安い22,404.14で寄り付き、直後から下げて22,280-360での揉み合いが続いていましたが、10時半から始まった上海株が徐々に下げ幅を広げていったことや時間外のダウ先物も下落していたため10:45から再び下げ出して前引けは494円安の22,120まで下落しました。
後場は22,086で寄り付き直後に538円安の22,076まで下落し、そこから22,080-120での揉み合いが続いた後、13時に22,160まで戻しましたがすぐに押し戻されて22,040-100での揉み合いが続きました。
14時半から更に下げて引け前に22,000円を割り込んで621円安の21,993まで下落し、22,010.78(-604.04)で引けました。

 

 

日経先物
22,450で寄り付き、9:00から急速に下げ出して9:15に22,290まで下落した後は22,280-340での揉み合いとなりました。
しかし上海株が寄り付き後から軟調に推移していたため10:35から再び早いペースで下げ出して12:15には580円安の22,050まで大幅に下落しました。
そこから一旦リバって12:55に22,160まで戻しましたが、すぐに押し戻されて22,060-090での揉み合いの後14:00に22,030まで下落し、22,050-110での揉み合いの後14;40から再度下げ出して14:55に22,000円を割り込み15:05には21,930まで下落し、21,920(-710)▼3.14%で引けました。
現物は22,010.78(-604.04)▼2.67%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値981.35よりも4.34ポイント安い977.01で寄り付き、前日終値を挟んだ976-984で上下していましたが、日経が下げ幅を急速に広げていたため10:40から下げ出して12:30には961まで下落しました。
その後は戻して970近辺でのこう着が続き、965.78(-15.57)▼1.59%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は米経済指標の発表などの新規材料に乏しく欧州・NYタイムを通して112.65-88で小幅な動きがひたすら続いて112.79でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると112.80近辺で小動きの後9:00から下げ出して9:10には112.67まで下落し、そこからリバって10:20に112.79まで戻しましたが、10:30から再び下げ出して13:30には112.48まで下落しました。
その後は一旦112.59までリバりましたが14:30から再度下げ出して112.47まで下落し、112.49で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,654.88よりも2.23ポイント高い2,652.65で寄り付き、すぐにプラテンした後はジリ下げがひたすら続いて後場半ばにはマイナス2.6%まで下落し、2,594.83(-60.05)▼2.26%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,317.41(-126.93)
NASDAQ     7,468.63(+19.60)
・昨日のダウは朝方は中国政府が景気てこ入れ策や株式市場への支援を表明したことで大幅上昇した中国株の動向を好感して一時$117高まで買われましたが、ハリバートンが10-12月期の業績が悪化する見通しを示したため同社株やエネルギーセクターが売られ、また金融セクターも売られたため一時$200超の下落となり$126安で引けました。
またナスは終日小幅高での推移が続いて0.26%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足