東京市場ザラバ~北海道地震の影響懸念で92円安~(2018年9月6日)

 

2018年9月6日

・昨日のダウは中国への追加関税警戒で小幅マイナス圏で推移していましたが、カナダのフリーランド外相が、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について米国と「建設的な」協議を続けていると発言したことを受けてプラスに転じ、$22高で引けました。
一方ナスはツイッターとフェイスブックがSNS規制強化を警戒して売られ、他の主要ハイテク株も軒並み下落して1.19%の大幅安となりました。

・本日9/6の早朝3時8分頃に北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、道内すべての火力発電所が停止して道内全戸の約295万戸が停電する事態となりました。
・本日の日経は北海道地震の影響を懸念して前日終値22,580.83よりも121.86円安い22,458.97で寄り付き、直後から上げ出して9時半に22,535まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて10時過ぎには22,428まで下落しました。
その後再び上げて22,470-530で方向感のない上下がひたすら続いて、22,487.94(-92.89)で引けました。

 

 

日経先物
22,480で寄り付き、9:00に22,430まで下落した後は反転して9:30には22,540まで上昇しました。
そこから再び下げて10:15に22,430まで下落した後は反転して10:35には22,540まで上昇しました。
その後は22,460-530での方向感のない上下が続き、22,480(-80)▼0.35%で引けました。
現物は22,487.94(-92.89)▼0.41%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,034.38よりも10.50ポイント安い1,023.88で寄り付き、しばらく1,020近辺で小動きの後9:40から下げ出して10:15には1,003まで下落しました。
その後は1,007-14での小動きがひたすら続いて、1,009.95(-24.43)▼2.36%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は22:00に「英独は英国の欧州連合(EU)離脱に関する主な要求を取り下げた」との一部報道でポンドが上昇し、それによるポンド・円の上昇に引っ張られて111.47から22:40には111.75まで上昇しましたが、23:00からは逆に急速に下げて01:10には111.42まで下落しました。
その後は111.50近辺での小動きが続き、111.50でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.50近辺で小動きの後8:30から下げ出して10:10の111.17まで下落が続きました。
その後はジリジリとした戻りが続いて14:40には111.42まで上昇し、111.33で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,704.34よりも6.76ポイント安い2,697.58で寄り付き、プラス0.5%まで上昇しましたが、後場になる下げ出してマイナス0.7%まで下落し、2,691.59(-12.74)▼0.47%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,974.99(+22.51)
NASDAQ     7,995.17(-96.07)
・昨日のダウは中国への追加関税警戒で小幅マイナス圏で推移していましたが、カナダのフリーランド外相が、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について米国と「建設的な」協議を続けていると発言したことを受けてプラスに転じ、$22高で引けました。
一方ナスはツイッターとフェイスブックがSNS規制強化を警戒して売られ、他の主要ハイテク株も軒並み下落して1.19%の大幅安となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足