先週金曜日のNY市場(2018年8月27日)

NY DOW    25,790.35(+133.37)
NASDAQ     7,945.98(+67.52)
CME(円建)  22,610
日経先物(夜間) 22,600

・先週金曜日のNY株はパウエル議長がジャクソンホール会議で米経済の堅調さを述べるとともに、緩やかな利上げを継続する方針を示す内容だったため幅広い銘柄が買われ、ダウは$133高で引け、ナスは0.86%高で7/25以来の史上最高値を更新しました。

・先週金曜日のドル円は欧州時間は111.30-45で上下していましたが、23:00から始まったジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演で「強い経済が続くと予想する十分な根拠がある」「過熱リスクは高まっていないとみる」 「成長が堅調に続けば漸進的な利上げは適切」など利上げに前向きながらも、「インフレが2%を超えて過熱するリスクは見えない」との発言が伝わると111.44から111.13まで急落しました。
その後はNY株式市場が堅調に推移していましたが、米長期金利の低下を受けてドルが重い展開となり、またトランプ米大統領が来週予定されていたポンペオ国務長官の訪朝を急きょ中止すると02:30には111.10まで下落し、そこからは小幅戻して111.25でNYクローズとなりました。