先週金曜日のNY市場(2018年8月13日)

NY DOW    25,313.14(-196.09)
NASDAQ     7,839.11(-52.67)
CME(円建)  22,180
日経先物(夜間) 22,200

・先週金曜日のNY株は欧州時間にトルコリラの暴落で欧州の金融株が大幅安で推移する中、トランプ大統領がツイートで「トルコに対する鉄鋼・アルミ関税倍増を指示」「トルコに対する鉄鋼関税は50%、アルミ関税は20%」との発言で欧州株が一段安となり、NY株も朝方から金融セクターを中心に売り込まれてダウは一時$290もの下げ幅となり、終日安値圏での推移が続いてダウは$196安、ナスは0.67%安で引けました。

・先週金曜日のドル円はトルコリラが15:00から急落したためリスク回避の円買いとなって16:00の111.07から16:50には110.60まで下落し、そこから戻して22:10には111.11まで上昇しました。
しかしトランプ大統領がツイートした「トルコに対する鉄鋼・アルミ関税倍増を指示」「トルコに対する鉄鋼関税は50%、アルミ関税は20%」を受けてトルコリラが再度急落したことやNY株が大幅安で始まり軟調に推移したため00:10には110.51まで下落しました。
その後110.60-75近辺での揉み合いが続き、04:10にトランプ大統領の顧問弁護士ジェイ・セキュロー氏の「トルコについて解決に近づいている」との発言を受けてショートカバーで110.61から111.02まで急伸し、110.88でNYクローズとなりました。