東京市場ザラバ~4日続伸の96円高~(2018年7月18日)

 

2018年7月18日

・昨日のNY株は序盤はパウエルFRB議長議会証言を控えてマイナス圏で推移していましたが、米経済の先行きと緩やかな利上げの継続に強い自信を示す楽観的な見通しが好感され、以降はプラス圏での推移が続いてダウは$55高、ナスは0.63%高で史上最高値を更新しました。

・本日の日経は前日終値22,697.36よりも220.16円高い22,917.52で寄り付き、前場は23,000突破を目指して何度かアタックをしながら22,870-950で揉み合っていました。
しかし後場に入った直後から押し戻されて13時半には22,809まで下落し、その後は22,830-850での小動きが続き、引けにかけて一段押し戻されて、4日続伸の22,794.19(+96.83)で引けました。

 

 

日経先物
22,890で寄り付き、前場は23,000目指して22,860-930での揉み合いが続きましたが、後場に入った12:30に22,890から830まで急落してからは下落基調となり13:25には22,780まで下落しました。
その後リバって14:00に22,840まで上昇しましたが、14:30から再び下げ出して15:00には22,770まで下落し、22,800(+80)△0.35%で引けました。
現物は22,794.19(+96.83)△0.43%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,031.60よりも5.67ポイント高い1,037.27で寄り付き、直後から上げ出して9:25に1,049まで上昇した後はジリジリと押し戻されて11:00には1,038まで下落しました。
その後は逆にジリジリとした上げが続いて14:55には1,050まで上昇し、1,049.80(+18.20)△1.76%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円はパウエルFRB議長議会証言を控えた欧州時間にドル買いの流れとなり16:00の112.35から22:50には112.77まで上昇しました。
23:00から始まった議会証言で「当面、漸進的な利上げ継続が最善策」「最新の経済データは第2四半期の米成長がかなり強いことを示唆している」などの内容が伝わると一段高となって23:30には112.91まで上昇しました。
その後は112.80-90での小動きが続いて112.86でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって8:10に113.07まで上昇しましたが、その後は112.90-113.05での小動きがひたすら続いて、113.00で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,798.13よりも3.65ポイント高い2,801.78で寄り付き、前場はプラス0.1-0.7%で推移していましたが、後場になるとマイテンして2,787.26(-10.87)▼0.39%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,119.89(+55.53)
NASDAQ     7,855.12(+49.40)
・昨日のNY株は序盤はパウエルFRB議長議会証言を控えてマイナス圏で推移していましたが、米経済の先行きと緩やかな利上げの継続に強い自信を示す楽観的な見通しが好感され、以降はプラス圏での推移が続いてダウは$55高、ナスは0.63%高で史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足