東京市場ザラバ~昨日の地合い引き継ぎ237円安まで売られ14時半に切り返して引け26円安~(2018年7月3日)

 

2018年7月3日

・昨日のNY株は7/6に米国の対中貿易制裁が発動されることを警戒して朝方から上値の重い展開が続いていましたが、6月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことや長期金利の上昇で金融セクターが買われたため徐々に下げ幅を縮めて引け前にプラテンし、ダウは$35高、ナスは0.76%高で引けました。

・本日の日経は前日終値21,811.93よりも77.13円高い21,889.06で寄り付き、しばらくはプラス圏の21,800-930で上下していましたが、10時半に急落してマイテンすると21,722まで下落しました。
その後は戻して前引け前にはプラテンしましたが、昼休み中に日経先物が下落したため後場は105円安の21,706で寄り付きました。
寄り後からジリ下げとなって13時には230円安の21,581まで下落し、14時過ぎには237円安の21,574まで下落しました。
しかし14時半から上海総合指数の上昇をきっかけにドル円と共に急伸して、下げ幅を縮めた21,785.54(-26.39)で引けました。

 

 

日経先物
21,840で寄り付き、21,820-860で揉み合った後9:40から一段下げて9:55に21,780まで下落しましたが、そこから急伸して10:10に21,910まで上昇しました。
しかしすぐに反転して10:45の21,680まで早いペースで下落し、前日終値を挟んだ21,710-760での揉み合いとなりました。
11:20に21,800までリバりましたが、そこから小リバを挟みながらの下げが続いて14:05には200円安の21,540まで下落しました。
しかし14:30に軟調に推移していた上海総合指数がプラス圏に浮上したため急速に上げ出して14:45にはプラテンして21,760まで上昇し、引け直前に下に飛んで21,710(-30)▼0.14%で引けました。
現物は21,785.54(-26.39)▼26.39%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,055.96よりも4.22ポイント高い1,060.18で寄り付き、1,072まで上昇しましたが、そこから反転するとジリ下げが続いて10:55には1,047まで下落しました。
その後1,050近辺でこう着が続いていましたが、後場に入ると再び下げ出して14:25の1,031までジリ下げが続きました。 しかし14:30から日経とドル円が急伸したためマザーズ指数も上げ出して、1,044.29(-11.67)▼1.11%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州・NYタイムを通して110.60-95での往復を繰り返し、110.86でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると110.75-90で揉み合った後9:00から上げ出して10:00には111.13まで上昇しました。
そこから急速に押し戻されて10:40に110.75まで下落し、110.80-95での揉み合いが続いていましたが、14:30に110.88から111.00まで急伸して110.98で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,775.56よりも0.99ポイント安い2,774.57で寄り付き、前場半ばから下げ足を速めてマイナス1.9%まで下落しましたが、後場になるとジリジリと戻して半ばにはプラテンし、2,786.89(+11.33)△0.41%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,307.18(+35.77)
NASDAQ     7,567.69(+57.38)
・昨日のNY株は7/6に米国の対中貿易制裁が発動されることを警戒して朝方から上値の重い展開が続いていましたが、6月ISM製造業景況指数が予想を上回ったことや長期金利の上昇で金融セクターが買われたため徐々に下げ幅を縮めて引け前にプラテンし、ダウは$35高、ナスは0.76%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足