東京市場ザラバ~米朝首脳会談実況に一喜一憂~(2018年6月12日)

 

2018年6月12日

・昨日のNY株は米朝首脳会談やECB理事会、FOMCと大きなイベントを控えて様子見ムードとなって終日乏しい動きが続いてダウは$6高、ナスは0.19%高で引けました。

・本日の日経は本日の米朝首脳会談への期待から日経ナイトが170円上昇したため前日終値22,804.04よりも173.18円高い22,977.22で寄り付きました。
直後に23,011まで上昇しましたが、9時半前から急速に下げ出して10時には22,800まで下落し、米朝首脳会談前に笑顔で握手する両首脳がテレビに映し出されるとそこから反転して10時半に22,967まで上昇しました。
しかし11時から再び下げ出して22,797まで下落し、後場に入ると22,860-900での揉み合いが続きました。
13時半から再度上げ出して14時に「米朝両首脳が合意文書に署名する」「トランプ米大統領が多くの進展があったと発言した」との報道で22,983まで上昇しましたが、14時過ぎに22,888まで急落し、22,900近辺での揉み合いとなりました。
14時半過ぎから内容が明かされない中で両首脳同席の合意文書署名の会見が始まると22,938まで上昇しましたが、引けにかけて押し戻されて22,878.35(+74.31)で引けました。

 

 

日経先物
22,960で寄り付き、8:50に180円高の22,970まで上げた後22,910-950で揉み合っていました。
しかし9:20から急速に下げ出して9:55にマイテンして22,740まで下落しました。
米朝首脳会談を前に笑顔で握手する両首脳の姿が映し出されるとそこから反転して10:35に22,900まで上昇しましたが、10:55から再び急速に下げ出して11:20には22,770まで下落しました。
後場になると22,820-860での揉み合いが続いた後13:30から再度上げ出して「米朝両首脳が合意文書に署名する」「トランプ米大統領が多くの進展があったと発言した」との報道で14:05には22,920まで上昇しましたが、14:10に米朝合意文書の内容が協議の継続を合意したとの報道で22,820まで急落しました。
14:40から内容が報道に明かされない中で合意文書署名の会見が始まると上げ出して14:50には22,890まで上昇しましたが、引けにかけて押し戻されて22,830(+40)△0.18%で引けました。
現物は22,878.35(+74.31)△0.33%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,131.45よりも5.17ポイント高い1,136.62で寄り付き、ジリ上げが続いて10:40に1,142まで上昇し、後場に入ると一段高となって13:35には1,150まで上昇しました。
その後は小幅押し戻されて1,147近辺でのこう着となって、1,148.07(+16.62)△1.47%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州・NYタイムを通して109.85-110.15で狭いレンジの上下がひたすら続いて110.03でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなり9:10には110.49まで上昇し、その後は米朝会談の状況で110.10-45で上下に動き、110.29で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,052.78よりも0.25ポイント高い3,053.03で寄り付き、前場半ばにマイナス0.7%まで下落しましたが、その後はジリ上げがひたすら続いて、3,079.80(+27.02)△0.89%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,322.31(+5.78)
NASDAQ     7,659.93(+14.41)
・昨日のNY株は米朝首脳会談やECB理事会、FOMCと大きなイベントを控えて様子見ムードとなって終日乏しい動きが続いてダウは$6高、ナスは0.19%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足