東京市場ザラバ~米中貿易摩擦緩和で23,000円突破~(2018年5月21日)

 

2018年5月21日

・先週金曜日のNY株は5/17・18にワシントンで開催されている米中貿易協議の行方を見極めたい参加者が多く終日小幅な値動きとなり、ダウは$1高、ナスは0.38%安で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値22,930.36よりも7.22円高い22,937.58で寄り付きました。
寄り後は19日に米中両政府がワシントンで17-18日に開催されていた米中通商協議の共同声明を発表し、中国が米国の製品やサービスの購入を大幅に増やすことで合意しましたたが、米国が求めていた対米貿易黒字の2000億ドル削減への言及はなかったことで、貿易戦争への懸念が和らいだことで、株高・ドル買い・円売りの流れとなり、10時すぎに23,000円を突破してからは23,000-050での堅調な動きが続き、23,002.37(+72.01)で引けました。
またドル円は東京時間は上昇基調がひたすら続いて7時の110.84から15時前には111.37まで53pipsの上昇となりました。

 

 

日経先物
22,930で寄り付き、23,000手前で揉み合っていましたが、10:10に抜けると10:25には23,040まで上昇しました。
そこから23,000まで一旦押し戻されましたが、11:00から再び上げ出して23,050まで上昇した後は23,010-050での小動きがひたすら続き、15時過ぎに23,000を一時割り込んだものの、23,010(+80)△0.35%で引けました。
現物は23,002.37(+72.01)△0.31%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,154.41よりも3.25ポイント高い1,157.66で寄り付き、直後からジリ上げとなって9:45には1,168まで上昇した後は1,166近辺でのこう着が続きました。
後場に入ると小幅上げて1,170近辺でのこう着がひたすら続いて、1,170.62(+16.21)△1.40%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間は111.00を挟んだ揉み合いの中20:00に111.07まで上昇しました。
しかし米10年債利回りが低下したことや日経平均先物が下落したため23:30から下げ出して01:50には110.61まで下落し、110.72でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は110.84で始まり、9:00から一段高となって111.00近辺での揉み合いとなりました。
その後12:00から再び上げ出すとペースを速めて14:40の111.36まで上げ続け、111.31で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,193.30よりも12.88ポイント高い3,206.18で寄り付き、プラス0.3-0.9%での堅調な推移が終日続いて、3,213.84(+20.54)△0.64%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,715.09(+1.11)
NASDAQ     7,354.34(-28.13)
・先週金曜日のNY株は5/17・18にワシントンで開催されている米中貿易協議の行方を見極めたい参加者が多く終日小幅な値動きとなり、ダウは$1高、ナスは0.38%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足