2018年5月16日

・昨日のNY株は米10年債利回りが約6年10カ月ぶりに3.09%台まで上昇したことで金利上昇が企業業績を圧迫するとの不安の高まりや米国のブランスタッド駐中国大使が米中貿易摩擦について「両国間には大きな隔たりがある」と発言したことも加わり、ダウは$193安、ナスは0.81%安となりました。

・本日の日経は前日終値22,818.02よりも87.90円安い22,730.12で寄り付き、前場は22,700-770で方向感なく上下し、後場に入った直後に22,796まで上昇しましたが、そこからの伸びはなく22,770でのこう着となりました。
その後13時半から小幅下げて22,730近辺でのこう着となり、14時半前に22,695まで下落して22,717.23（-100.79）で引けました。

 

 

日経先物
22,710で寄り付き、すぐに上げ出して9：15に22,770まで上昇した後は22,720-750での小動きが続きました。
11：10に22,700まで下げる場面がありましたがすぐに戻して22,730でのこう着が続き、12：35に22,790まで上昇した後は22,760近辺でのこう着となりました。
その後13：40から一段下げて14：20には22,700まで下落し、22,740（-80）▼0.35％で引けました。
現物は22,717.23（-100.79）▼0.44％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,141.87よりも4.71ポイント安い1,137.16で寄り付き、直後に下落して1,130-35での小動きが前場いっぱい続きました。
しかし後場になるとジリジリと下げ出して13：45には1,124まで下落し、その後は1,126近辺でのこう着となり、1,127.04（-14.83）▼1.30％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤は109.80-109.99での揉み合いが続いていましたが、米10年債利回りが3.00%を越えて2011年7月以来の高水準まで上昇したためドル買いが強まり03：20には110.45まで上昇し、その後も高値圏を維持して110.36でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると110.20-40での小動きがひたすら続いて、110.27で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値3,192.12よりも11.89ポイント安い3,180.23で寄り付き、マイナス0.1-0.6%で小幅安での推移が続き、後場半ばから一段安となって、3,169.57（-22.55）▼0.71％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　24,706.41(-193.00)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 7,351.63(-59.69)
・昨日のNY株は米10年債利回りが約6年10カ月ぶりに3.09%台まで上昇したことで金利上昇が企業業績を圧迫するとの不安の高まりや米国のブランスタッド駐中国大使が米中貿易摩擦について「両国間には大きな隔たりがある」と発言したことも加わり、ダウは$193安、ナスは0.81%安となりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足