2018年4月25日
・昨日のNY株はスリーエムが業績見通しを下方修正したことやキャタピラーが1-3月期に大幅な増収増益決算だったものの幹部が電話会見で、同四半期が「18年通期の最高水準」との発言を市場では業績がピークアウトしたと受け止めて大幅安となったこと、また米10年債利回りが2014年1月以来の約4年3カ月ぶりに3%台に乗せてきたため警戒感が高まり、午前の半ばから崩れ出して下げ幅を拡大し、ダウは$424安の大幅下落、ナスも1.70%安の大幅下落で引けました。
・本日の日経は前日終値22,278.12よりも159.50円安い22,118.62で寄り付き、ジリジリとしたリバが続いて10時過ぎに22,202まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて11時には198円安の22,080まで下落しました。
しかし再びジリ上げとなって13時半には22,224まで上昇し、その後は22,200近辺での小動きが続き、下げ幅を縮めて22,215.32(-62.80)で引けました。
日経先物
22,120で寄り付き、9:00から上げ出して10:15には22,210まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて11:00には22,070まで下落しました。
しかし再びジリジリと上げ出して13:35には22,230まで上昇し、その後は22,170-230での上下となり、22,220(-60)▼0.27%で引けました。
現物は22,215.32(-62.80)▼0.28%でした。
マザーズ
前日終値1,140.66よりも6.00ポイント安い1,134.66で寄り付き、直後にプラテンして1,144まで上昇した後は、前日終値を挟んだ1,138-43での小動きがひたすら続いて、1,140.70(+0.04)△0.00%で引けました。
ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は108.80近辺での揉み合いが続いていましたが、米10年債利回りが上げ出して3%台に乗せたため21:30の108.85から00:00には109.19まで上昇しました。
しかしその後はNY株が下げ幅を広げる軟調な展開になったため急速に下げ出して03:00には108.54まで下落し、108.80でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.80近辺での小動きの後10:20に109.06まで上昇しましたがすぐに押し戻されて11:10に108.81まで下げました。
しかしそこからはジリジリとした上げがひたすら続いて109.06で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。
上海総合指数
前日終値3,128.93よりも16.53ポイント安い3,112.40で寄り付き、終日小幅安水準のマイナス0.2-0.7%での小動きがひたすら続いて、3,117.97(-10.95)▼0.35%で引けました。
昨日のNY株式市場
NY DOW 24,024.13(-424.56)
NASDAQ 7,007.35(-121.25)
・昨日のNY株はスリーエムが業績見通しを下方修正したことやキャタピラーが1-3月期に大幅な増収増益決算だったものの幹部が電話会見で、同四半期が「18年通期の最高水準」との発言を市場では業績がピークアウトしたと受け止めて大幅安となったこと、また米10年債利回りが2014年1月以来の約4年3カ月ぶりに3%台に乗せてきたため警戒感が高まり、午前の半ばから崩れ出して下げ幅を拡大し、ダウは$424安の大幅下落、ナスも1.70%安の大幅下落で引けました。