2018年4月11日

・昨日のNY株は習近平国家主席が自動車などの輸入関税の削減や外国企業の出資比率制限の緩和など市場開放を進めていく方針を示したことで、米中貿易摩擦の懸念後退から終日堅調な展開となってダウは一時$530超の上げ幅となり、また個人情報流出問題でフェイスブック・ザッカーバーグCEOの議会証言で新たな悪材料もなかったことからハイテクセクターも買われ、ダウは$428高、ナスは2.07%高で引けました。

・本日の日経は前日終値21,794.32よりも24.77円高い21,819.09で寄り付き、しばらく前日終値を挟んだ21,750-810で上下していましたが、10時半からジリジリと下げ出して11時には21,719まで下落しました。
その後は21,700-750での小動きがひたすら続く中で何度か21,700を割り込み、引けにかけて小幅ながら一段安となって本日安値の21,687.10（-107.22）で引けました。

 

 

日経先物
21,820で寄り付き、直後に21,860まで上げましたが、そこからは小リバを挟みながら下落基調が続いて11：00には21,720まで下落しました。
その後は21,710-770での上下が続いた後13：45に21,690まで下落し、一旦21,740まで戻しましたが引けにかけては再び売られて15：05には21,670まで下落し、21,670（-190）▼0.87％で引けました。
現物は21,687.10（-107.22）▼0.49％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,176.82よりも4.78ポイント高い1,181.60で寄り付き、直後に1,187まで上げた後はジリ下げが続いて11：00には1,155まで下落しました。
その後は1,155-60での小動きがひたすら続いて、1,154.11（-22.71）▼1.93％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間は16：00の107.17から16：50には106.81まで下げた後は107.00近辺での小動きが続き、NYタイムに入るとNY株の堅調さを受けて00：40には107.39まで上昇しました。
その後は107.10-25での揉み合いが続いて107.19でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると107.20近辺で小動きの後、8：45から下げ出して9：45には106.96まで下落しました。
その後は107.00-15でのこう着がひたすら続いて、107.06で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値3,190.32よりも7.05ポイント高い3,197.37で寄り付き、終日0.1-0.9%での堅調な展開となって、3,208.08（+17.76）△0.56％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　24,408.00(+428.90)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 7,094.30(+143.96)
・昨日のNY株は習近平国家主席が自動車などの輸入関税の削減や外国企業の出資比率制限の緩和など市場開放を進めていく方針を示したことで、米中貿易摩擦の懸念後退から終日堅調な展開となってダウは一時$530超の上げ幅となり、また個人情報流出問題でフェイスブック・ザッカーバーグCEOの議会証言で新たな悪材料もなかったことからハイテクセクターも買われ、ダウは$428高、ナスは2.07%高で引けました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足