東京市場ザラバ~米中経済戦争懸念で時間外のダウ先物の下落にも耐えて77円安~(2018年4月6日)

 

2018年4月6日

・昨日のNY株はクドロー国家経済会議(NEC)委員長の制裁発動は中国との交渉の結果次第との発言で米中貿易戦争の懸念が和らいだため終日堅調な展開が続き、ダウは$240高、ナスは0.49%高となりました。

・本日の7:50にトランプ米大統領の「USTRに中国への1000億ドルの追加関税が必要か検討するよう指示」との報道で時間外のダウ先物が500ドル近く急落し、ドル円も107.38から107円近辺まで下落しましたが、本日の日経は前日終値21,645.42よりも11.69円安い21,633.73で寄り付きました。
直後に21,727まで上昇した後は前日終値近辺での小動きが続いていましたが、10時から下げ出して21,550まで下落しました。
そこからは戻して再び前日終値近辺での小動きが続き、13時半に21,742まで上昇する場面がありましたがすぐに押し戻されて再度前日終値近辺での小動きが続いて、21,567.52(-77.90)で引けました。

 

 

日経先物
ナイト終値21,860よりも210円安い21,650で寄り付き、9:00に21,720まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて前日終値21,650を挟んだ小動きとなりました。
10:00から再び下げ出して10:15に21,540まで下落しましたが、すぐに戻して再び21,650近辺での小動きとなりました。
後場に入ってもしばらくは21,650近辺で小動きが続き、13:15から上げ出して13:35には21,750まで上昇しましたが、すぐに押し戻されてからは再び21,650近辺で小動きが続き、21,640(-10)▼0.05%で引けました。
現物は21,567.52(-77.90)▼0.36%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,190.88よりも2.01ポイント高い1,192.89で寄り付き、9:20にマイテンしてからも下げが続いて10:20には1,179まで下落しました。
そこからは戻して11:20に1,188まで上昇し、後場の14:00からジリ下げが続いて1,178.82(-12.06)▼1.01%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は106.95-107.15での小動きが続いていましたが、NY株が堅調に推移していたため23:00から上げ出して23:50には107.49まで上昇し、その後は107.30-50での小動きが続いて107.37でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると7:50にトランプ米大統領の「USTRに中国への1000億ドルの追加関税が必要か検討するよう指示」との報道で107.38から8:10には107.13まで下落し、そこからは107.00-20での小動きが続きました。
11:00からジリジリと上げ出して13:30に107.43まで上昇しましたが、その後は107.30近辺での小動きが続いて、107.28で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
清明節のため4/5(木)~4/6(金)まで休場です。

 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,505.22(+240.92)
NASDAQ     7,076.55(+34.44)
・昨日のNY株はクドロー国家経済会議(NEC)委員長の制裁発動は中国との交渉の結果次第との発言で米中貿易戦争の懸念が和らいだため終日堅調な展開が続き、ダウは$240高、ナスは0.49%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足