東京市場ザラバ~方向感なく上下して小幅高~(2018年4月4日)

 

2018年4月4日

・昨日のNY株は指標などの材料がない中、前日の大幅安の反動から買い戻しが優勢となり、またナバロ通商製造業政策局長が米中の貿易戦争に発展する可能性に否定的な見方を示したことや「米ホワイトハウスはアマゾンに対する措置について議論していない」との一部報道もあり、ダウは$389高、ナスもハイテクセクターが買われて1.04%高となりました。

・本日6:00に米通商代表部(USTR)が航空宇宙・IT・通信・ロボティクスなど1300品目が対象となる関税対象の中国製品リストを4/6の予定を前倒しして公表し、本日の日経は前日終値21,292.29よりも123.56円高い21,415.85で寄り付き、すぐに小幅下げて21,350を挟んだ小動きがしばらく続きました。
しかし10時半過ぎから下げ出してマイテンし、そこからは小幅安水準の21,250-280での小動きが前場いっぱい続きました。
後場になると13時半から上げ出して21,397まで上昇しましたが、その後は押し戻されて21,337.06(+27.26)で引けました。

 

 

日経先物
21,420で寄り付き、9:00から下げ出して9:35にはマイテンして21,330まで下落しました。
そこからは前日終値を挟んで21,290-370で上下していましたが、10:40から再び下げ出して10:45には21,240まで下落しました。
その後は21,250-290で小動きが続いていましたが、後場になると一段安となって21,220まで下落して21,270近辺で揉み合っていましたが、13:30に小幅上げて前日終値21,320近辺での揉み合いの後14:10から更に上げ出して14:15には21,400まで上昇しました。
しかしそこから再び売られてマイテンして21,300まで下落し、21,340(+20)△0.09%で引けました。
現物は21,337.06(+27.26)△0.13%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,197.93よりも7.28ポイント高い1,205.21で寄り付き、すぐにマイテンしてからも下落基調が前場は続いて12:40には1,179まで下落しました。
その後は小幅戻して1,185近辺でのこう着が続き、1,182.17(-15.76)▼1.32%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は東京時間から続いていた円売りの流れを引き継いで16:00の105.89から23:50には106.59まで上昇し、その後は106.40-65での上下が続いて106.60でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると7:00から下げ出して9:00に106.40まで下落した後は106.50近辺でのこう着がひたすら続き、106.54で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,136.63よりも10.42ポイント高い3,147.05で寄り付きプラス0.2-0.9%での堅調な動きが続いていましたが、後場半ばから崩れて引け前にマイテンし、3,131.11(-5.52)▼0.18%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,033.36(+389.17)
NASDAQ     6,941.28(+71.16)
・昨日のNY株は指標などの材料がない中、前日の大幅安の反動から買い戻しが優勢となり、またナバロ通商製造業政策局長が米中の貿易戦争に発展する可能性に否定的な見方を示したことや「米ホワイトハウスはアマゾンに対する措置について議論していない」との一部報道もあり、ダウは$389高、ナスもハイテクセクターが買われて1.04%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足