ＮＹ ＤＯＷ 　　　23,533.20(-424.69)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,992.67(-174.01)
ＣＭＥ（円建）　 20,170
日経先物（夜間） 20,140

・先週金曜日のダウはトランプ大統領が先送りにされていた2018年会計年度歳出法案に署名して政府機関閉鎖が回避されたことを好感して朝方はプラス$150上昇し、その後は前日終値を挟んだ一進一退の攻防が続いていましたが、午後半ばから、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置に対抗して中国が128品目に及ぶ報復対象を発表したことで米中貿易戦争への懸念から大きく崩れて$424の大幅下落で引けました。
またナスは2016年米大統領選でフェイスブック利用者の個人情報が不正利用された問題から個人情報を扱うＩＴ企業に対する規制が強化されるとの警戒からファイスブック、アルファベット、アマゾンなど主力IT企業が売られたため軟調な推移が続き、ダウ同様午後半ばから崩れて2.43%安で引けました。

・先週金曜日のドル円は欧州時間は104.85-105.20での揉み合いが続きましたが、NYタイムに入ると一段下げて104.80-105.05での揉み合いとなり、NY株が崩れてきたため04：00から下げ出して04：50には104.66まで下落し、104.71でNYクローズとなりました。