東京市場ザラバ~薄商いの中、材料なく200円超の上下~(2018年3月15日)

 

2018年3月15日

・昨日のNY株は中国からの家電製品や通信機器などの輸入に対して年間最大600億ドルの関税適用を検討していると報道やティラーソン国務長官の退任で保護主義への傾斜への懸念、また2月小売売上高が予想を下回ったことから朝方から売りが先行してダウは$248安、ナスはプラスマイナスを繰り返す方向感のない展開が終日続いて0.19%安で引けました。

・本日の日経は前日終値21,777.29よりも73.15円安い21,704.14で寄り付き、9時半から材料なく下げ出して10時過ぎには222円安の21,555まで下落しました。
そこからは21,600近辺での揉み合いが続いていましたが、11時から小幅上昇し、昼休み中に日経先物が上昇したため後場は21,749で寄り付きました。
13時から一段高となってプラテンして21,825まで上昇し、その後は前日終値を挟んだ21,740-810での上下が続いて、21,803.95(+26.66)で引けました。

 

 

日経先物
21,530で寄り付き9:20に21,580まで上昇しましたが、そこから下げ出して10:10には250円安の21,360まで下落しました。
21,400-440で揉み合った後11:20から上げ出すと12:05の21,600まで上昇が続き、一旦21,550まで押し戻された後、12:55から再び上げ出して13:05には21,640まで上昇しました。
その後は再度押し戻されて21,550まで下落しましたが、引けにかけては戻して21,640(+30)△0.14%で引けました。
現物は21,803.95(+26.66)△0.12%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,243.10よりも0.43ポイント安い1,242.67で寄り付き、直後から上げ出して9:20に1,251まで上昇しましたが、そこからは押し戻されてマイテンして10:10には1,235まで下落しました。
しかしその後は再び上げ出して10:35にプラテンしてからは小幅高水準の1,244-50での小動きがひたすら続いて、1,250.75(+7.65)△0.62%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤はジリ下げとなり17:10の106.71から21:10には106.38まで下落し、21:30の2月小売売上高が予想より弱い結果だったため直後に106.06まで下落しました。
その後は小幅戻して106.15-40での小動きが続き、106.31でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると106.30近辺で小動きが続いていましたが、8:40から急速に下げ出して9:40に106円を割り込んで10:00には105.82まで下落しました。
そこからは小幅戻して106.00近辺での揉み合いが続いた後、14:00から再び下げ出して14:10には105.78まで下落し、105.92で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,291.38よりも13.87ポイント安い3,277.51で寄り付き、何度かプラテンする場面はありましたが、終日マイナス0.0-0.6%での上下が続いて、3,291.11(-0.27)▼0.01%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,758.12(-248.91)
NASDAQ     7,496.81(-14.20)
・昨日のNY株は中国からの家電製品や通信機器などの輸入に対して年間最大600億ドルの関税適用を検討していると報道やティラーソン国務長官の退任で保護主義への傾斜への懸念、また2月小売売上高が予想を下回ったことから朝方から売りが先行してダウは$248安、ナスはプラスマイナスを繰り返す方向感のない展開が終日続いて0.19%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足