東京市場ザラバ~MSQ・日銀決定会合・雇用統計控えて方向感なし~(2018年3月8日)

 

2018年3月8日

・昨日のNY株は鉄鋼とアルミニウムへの輸入制限方針をめぐりトランプ大統領と対立したことなどが原因でコーン米国家経済会議委員長の辞任により保護主義への傾斜への懸念から売られてダウは一時$350近く下落しました。
しかしサンダース報道官がカナダやメキシコなどが輸入制限による関税の対象外になる可能性を示唆したことで懸念が和らいだため午後になると戻して下げ幅を縮めて$82安で引け、ナスは引けにかけてプラテンして0.33%高となりました。

・本日の日経は明日のMSQと日銀決定会合、雇用統計を控えて方向感のない動きが終日続きました。
前日終値21,252.72よりも235.44円高い21,488.16で寄り付き、直後からジリ下げとなって21,372まで下落し、その後は小幅戻して21,390-460で乏しい動きがひたすら続いていました。
13時から再びジリ下げとなって14時半に21,299まで下落し、そこから引けにかけては戻して、21,368.07(+115.35)で引けました。

 

 

日経先物
21,500で寄り付き、9:00からジリジリと下げて9:35に21,380まで下落し、そこからは21,390-470での方向感のない上下がひたすら続いていました。
13:00から再びジリジリと下げ出して14:30には21,296まで下落し、引けにかけては戻して21,380(+180)△0.85%で引けました。
現物は21,368.07(+115.35)△0.54%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,180.87よりも11.12ポイント高い1,191.99で寄り付き、9:20に1,203まで上昇した後は1,200近辺での小動きが続きました。
その後11:00から小幅上げて1,206まで上昇し、後場になると再び1,200近辺での小動きが続き、1,206.24(+25.37)△2.15%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は105.50-80で上下し、22:15の2月ADPが予想を上回る結果だったためドルが買われる流れとなり01:30には106.21まで上昇しました。
その後105.82まで押し戻されましたが、ダウが下げ幅を縮めてくると再び上げ出して05:30には106.16まで上昇し、106.07でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると106.00-20での小動きがひたすら続いていましたが、13:00からジリジリと下げ出して14:30には105.92まで下落し、105.96で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,271.67よりも3.32ポイント安い3,268.35で寄り付き、直後にマイナス0.5%まで下落した後は切り返して前場半ばにプラテンしてからはプラス0.1-0.5%での小動きが続いて、3,288.41(+16.74)△0.51%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,801.36(-82.76)
NASDAQ     7,396.65(+24.64)
・昨日のNY株は鉄鋼とアルミニウムへの輸入制限方針をめぐりトランプ大統領と対立したことなどが原因でコーン米国家経済会議委員長の辞任により保護主義への傾斜への懸念から売られてダウは一時$350近く下落しました。
しかしサンダース報道官がカナダやメキシコなどが輸入制限による関税の対象外になる可能性を示唆したことで懸念が和らいだため午後になると戻して下げ幅を縮めて$82安で引け、ナスは引けにかけてプラテンして0.33%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足