東京市場ザラバ~トランプ発言でNY大幅安+黒田総裁出口発言で542円安の暴落~(2018年3月2日)

 

2018年3月2日

・昨日のNY株はパウエルFRB議長が上院銀行委員会での議会証言で「米景気が過熱している証拠はない」と述べて緩やかな利上げが適切だと改めて表明しましたが大きな反応はなく前日終値を挟んだ動きが続いていました。
しかし2時半にトランプ大統領が米鉄鋼メーカー幹部らとの会合で、「鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課す」と表明すると早いペースで下げ出してダウは一時$586安となり$420安で引け、ナスも1.27%の大幅下落で引けました。

・本日の日経は前日終値21,724.47よりも384.49円安い21,339.98で寄り付き、直後に21,166まで下落し、そこからはジリ下げが続いて11時の636円安の21,088まで下落しました。
後場になると13時からリバって21,200-280での揉み合いが続いていましたが、週末にイタリア総選挙とメルケル首相によるドイツ新政権への参加の是非を問うドイツ社会民主党の党員投票を控えて手仕舞い売りが出やすい中、14:45に黒田日銀総裁の「19年度ごろに出口を検討していることは間違いない」との発言が伝わると21,124まで急落して21,181.64(-542.83)で引けました。

 

 

日経先物
21,200で寄り付き、9:15に21,250まで上げましたが、そこからはジリジリと押し戻されて9:55には21,150まで下落しました。
その後リバって10:00に21,200まで上げましたが、再びジリ下げが続いて11:45には21,020まで下落しました。
後場になると13:10からリバとなって13:30に21,260まで上昇して21,170-280での揉み合いが続いていました。 しかし14:45に黒田日銀総裁の「19年度ごろに出口を検討していることは間違いない」との発言が伝わると14:55の21,100まで急落し、21,130(-510)▼2.36%で引けました。
現物は21,181.64(-542.83)▼2.50%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,232.37よりも22.61ポイント安い1,209.76で寄り付き、前場は1,200-12で上下し、後場になるとジリ上げとなって13:30には1,217まで上昇しました。
その後は1,215近辺での小動きが続いて、1,213.65(-18.72)▼1.52%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は106.65-90で上下し、米新規失業保険申請件数や2月ISM製造業景気指数が予想を上回ったため00:30には107.20まで上昇しました。
しかし02:30にトランプ大統領が「鉄鋼輸入品に25%、アルミ製品に10%の追加関税を課す」との発言でNY株が急落したため円買いの流れとなり05:00の106.15まで下げ続け、106.24でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると106.05-30上下していましたが、10:40から下げ出して11:30には106円を割り込んで105.93まで下落しました。
そこからは106.00近辺で揉み合いが続いた後13:30に106.15まで上昇して106.10近辺での小動きが続いていましたが、14:45に黒田日銀総裁の「19年度ごろに出口を検討していることは間違いない」との発言が伝わると急速に下げ出して105.74まで下落し、105.79で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

左:ドル円-日足

 

日本国債(チャートは15:00時点)
151.10近辺での小動きが朝から続いていましたが、14:45に黒田日銀総裁の「19年度ごろに出口を検討していることは間違いない」との発言が伝わると151.05から14:55の150.56まで急落し、150.72で15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,273.75よりも25.30ポイント安い3,248.45で寄り付き、終日マイナス0.2-1.0%での軟調な展開が続いて、3,254.53(-19.23)▼0.59%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,608.98(-420.22)
NASDAQ     7,180.56(-92.45)
・昨日のNY株はパウエルFRB議長が上院銀行委員会での議会証言で「米景気が過熱している証拠はない」と述べて緩やかな利上げが適切だと改めて表明しましたが大きな反応はなく前日終値を挟んだ動きが続いていました。
しかし2時半にトランプ大統領が米鉄鋼メーカー幹部らとの会合で、「鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課す」と表明すると早いペースで下げ出してダウは一時$586安となり$420安で引け、ナスも1.27%の大幅下落で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足