2018年1月22日

・先週金曜日のNY株は連邦政府予算期限について下院では2/16までのつなぎ予算案を賛成多数で可決したものの、上院で可決の見通しは立ってなく、政府機関の一部閉鎖になる可能性があることを警戒したことや、IBMの2018年利益見通しが市場予想を下回ったこととアメックスの10-12月期決算で26年ぶりの純損失になったことでダウは軟調な展開が続き、引けにかけて上昇に転じて$53高で引けました。
またナスは終日堅調な展開が続いて0.55%高となりました。

米上院は1/19につなぎ予算を否決したため、20日から暫定予算の期限が切れて米政府は約4年ぶりに一部機関の閉鎖となりました。

・本日の日経は先週金曜日終値23,808.06よりも10.22円安い23,797.84で寄り付き、23,750-800で揉み合った後9時半過ぎから一段安となって111円安の23,697まで下落しました。
そこからは戻しましたが、今夜の米政府の一部機関閉鎖の影響や明日の日銀金融政策決定会合を控えて小幅安水準の23,750-800での小動きがひたすら続き、13時半過ぎに23,726まで下げましたがすぐに戻してからは23,780近辺でのこう着が続き、引け直前に小幅上げてプラテンし、23,816.33（+8.27）で引けました。

 

 

日経先物
23,770で寄り付き、23,730-800で上下に振った後、9：40から下げ出して9：50には23,670まで下落しました。
そこからは戻して11：15に23,790まで上げた後は23,750近辺での小動きが続き、13：30から小幅下げて23,750近辺での小動きが続きました。
13：45に23,700まで下げる場面がありましたがすぐに戻し、引け直前にプラテンして23,810まで上昇し、23,790（-10）▼0.04％で引けました。
現物は23,816.33（+8.27）△0.03％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
先週金曜日終値1,289.81よりも3.27ポイント高い1,293.08で寄り付き、直後から上げ出して10：10には1,311まで上昇し、そこからは1,310近辺でこう着が続きました。
しかし後場に入ると再び上げ出して12：50には1,321まで上昇し、1,320近辺でこう着の後14：00から再度ジリ上げとなってほぼ本日高値の1,324.73（+34.92）△2.71％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は東京時間の下落基調を引き継いで16：00の110.78から17：50には110.49まで下落しました。
そこからはリバって21：20に110.77まで上昇した後は、ＷＳＪが「日銀は2％のインフレ目標達成に楽観的」と報じたことや来週の日銀決定会合を控えて上値の重い展開となり110.60近辺での小動きが続き、05：50から小幅上げて110.82でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は米上院が1/19につなぎ予算を否決して米政府の一部機関の閉鎖になったことからリスク回避の円買いで41pips下窓を明けた110.41で始まりました。
しかし直後から急伸して8：10には110.80まで上昇し、そこからは110.60-80での小動きとなりました。
10：10から小幅上げて110.80近辺でのこう着が続き、110.79で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,487.86よりも10.87ポイント安い3,476.99で寄り付き、前場は先週末終値を挟んだ小動き、後場は小幅高での小動きとなって、3,501.36（+13.50）△0.39％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　26,071.72(+53.91)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 7,336.38(+40.33)
・先週金曜日のNY株は連邦政府予算期限について下院では2/16までのつなぎ予算案を賛成多数で可決したものの、上院で可決の見通しは立ってなく、政府機関の一部閉鎖になる可能性があることを警戒したことや、IBMの2018年利益見通しが市場予想を下回ったこととアメックスの10-12月期決算で26年ぶりの純損失になったことでダウは軟調な展開が続き、引けにかけて上昇に転じて$53高で引けました。
またナスは終日堅調な展開が続いて0.55%高となりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足