2017年11月17日

・昨日のNY株は米下院で税制改革法案を可決したことや好決算を発表したウォルマートとシスコシステムズが急騰したことでダウは一時$220高まで上昇し、ダウは$187高、ナスは1.30%高となりました。
なお上院案については審議中で与党共和党内でも反対が根強く、法案の一本化に向けた上下両院での調整も残るため税制改革の実現は不確実な状況です。

・本日の日経はNY株高を受けて前日終値22,351.12よりも252.18円高い22,603.30で寄り付き、更に上値追いの展開となり10時には406円高の22,757まで早いペースで上昇しました。
その後22,700を挟んで揉み合っていましたが、11時に22,650から22,495まで急落してからは一転して下落基調となり、前場はかろうじてプラス圏の22370-510で上下していました。
しかし後場になると13時にマイテンして22,319まで下落し、その後は何度かマイテンしながらも小幅高水準の22,400近辺での上下が続き、22,396.80（+45.68）で引けました。

 

 

日経先物
22,590で寄り付き、小幅上げて22,610-640で揉み合った後9：05から下げて9：15には22,560まで下落しました。
そこから一転してからは材料ない中で強い上昇基調となり10：00には22,770まで上昇しました。
その後ジリジリと下げ出し、11：00に22,670から22,490まで急落してからは下げ足を速めて11：25にマイテンして11：30には22,360まで本日高値22,770から410円の急落となりました。
そこからは前日終値22,410を挟んだ上下が続く中、13：05には22,330まで下落し、14：30には22,320まで下落し、引け直前に上に飛んで22,450（+40）△0.18％で引けました。
現物は22,396.80（+45.68）△0.20％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,121.12よりも10.14ポイント高い1,131.26で寄り付き、前場は日経とドル円が急落していましたがプラス圏の1,122-32での小動きが続きました。
後場になってもプラス圏の1,121-33での上下が続き、1,132.88（+11.76）△1.05％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤は16：00の113.05から19：10には113.31まで上昇しましたが、そこからは一転して下落基調が続き00：00には112.72まで下落しました。
その後はNY株高もあって再び上げ出して113.02でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると113.00-10での小動きが続き、8：25に113.14まで上げた後はジリ下げとなって9：40には112.82まで下落しました。
そこからは112.90近辺で揉み合っていましたが、「モラー特別検察官の捜査チームが、トランプ米大統領の選挙陣営の幹部十数人にロシア関連文書の提出を命じた」との報道で10：10から再び下げ出して米10年債利回りの低下とドル売り、日経の急落も加わったため11：30には112.39まで早いペースで下落しました。
その後は小幅戻して112.45-60での上下がひたすら続いて、112.59で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
日銀は午前の国債買い入れオペで、残存期間1年超3年以下のゾーンのオファー額を前回より300億円減額して2,500億円としたため、終日上昇基調が続きました。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値3,399.25よりも6.57ポイント安い3,392.68で寄り付き、終日マイナス0.5-0.8%での小動きが続いて、3,382.91（-16.34）▼0.48％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　23,458.36(+187.08)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,793.29(+87.08)
・昨日のNY株は米下院で税制改革法案を可決したことや好決算を発表したウォルマートとシスコシステムズが急騰したことでダウは一時$220高まで上昇し、ダウは$187高、ナスは1.30%高となりました。
なお上院案については審議中で与党共和党内でも反対が根強く、法案の一本化に向けた上下両院での調整も残るため税制改革の実現は不確実な状況です。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足