東京市場ザラバ~268円高で22,000円台突入~(2017年10月27日)

 

2017年10月27日

・昨日のNY株はECB定例理事会でこれまで月600億ユーロの資産購入を2017年12月末まで続ける方針を、2018年1月からは月300億ユーロに半減した上で9月まで延長する決定し、また経済情勢の悪化などで必要と判断すれば、期間の再延長や規模再拡大の余地を残す内容でした。
そのためユーロ安となり欧州株が全面高になったことやフォードの好決算でダウは終日堅調な動きが続いて$71高、ナスは前日終値近辺での小動きが終日続き、0.11%安となりました。

・本日の日経は前日終値21,739.78よりも163.49円高い21,903.27で寄り付き、直後に小幅下げて21,850近辺での小動きがしばらく続いていましたが、10時半からジリジリと上げ出して11時過ぎには21,968まで上昇しました。
後場に入った直後に急伸して22,004まで上昇し、その後は21,950-22,000での小動きが続き、引け前に小幅上げて22,016まで上昇し、22,008.45(+268.67)で引けました。

 

 

日経先物
21,870で寄り付き、21,820-880で揉み合っていましたが、10:30から上げ出して12:00には21,990まで上昇しました。
そこからは21,960-990で揉み合った後12:35に22,000円を突破して22,020まで急伸しました。
その後は21,960-20,010での小動きが続き、15:05に22,040を付けて22,050(+280)△1.29%で引けました。
現物は22,008.45(+268.67)△1.24%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,101.57よりも2.65ポイント高い1,104.22で寄り付き、9:20からジリ上げとなり10:10には1,111まで上昇して1,111近辺でのこう着となりました。
後場に入った直後に1,114まで上昇した後は1,110近辺でのこう着がひたすら続き、引け前に小幅上げて1,113.71(+12.14)△1.10%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は113.55-85での上下が続き、ドラギECB総裁会見後でも大きな反応はありませんでした。
NYタイムになって00:00に114.03まで上昇しましたが、抜け切れづに113.70-114.05で上下し、114.00でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると113.95-114.15での小動きが続いた後10:00に114.26まで上昇しました。
その後は114.05-20での小動きがひたすら続いて、114.12で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,407.57よりも3.07ポイント安い3,404.50で寄り付き、終日小幅高のプラス0.0-0.3%での小動きがひたすら続いて、3,416.81(+9.25)△0.27%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    23,400.86(+71.40)
NASDAQ     6,556.77(-7.12)
・昨日のNY株はECB定例理事会で来年から量的緩和政策の規模を縮小して9月まで継続することで欧州株が全面高になったことやフォードの好決算でダウは終日堅調な動きが続いて$71高、ナスは前日終値近辺での小動きが終日続き、0.11%安となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足