昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年10月6日)

NY DOW    22,775.39(+113.75)
NASDAQ     6,585.36(+50.73)
CME(円建)  20,700
日経先物(夜間) 20,700

・昨日のNY株は米下院で2018年度予算決議案を賛成多数で可決したため税制改革への期待の高まりや米上院でトランプ大統領が指名した規制緩和派のランダル・クオールズ元財務次官を次期FRB副議長とする人事案を承認したため金融規制緩和への期待から金融セクターが買われ、ダウ・ナス共に上げ幅を拡大する展開となり、ダウは$113高で4日連続史上最高値更新、ナスは0.78%高で5日連続史上最高値更新となりました。
・昨日のドル円は欧州時間は下落基調となり16:00の112.75から21:50には112.40まで下落しましたが、NYタイムに入るとハーカー米フィラデルフィア連銀総裁やウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁のタカ派的な発言を受けて米長期金利と共に上昇基調となり04:00には112.87まで上げて112.82でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り540万株、買い560万株 差引き20万株の買い越し。
金額ベース(5社)は8億円の売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:石油、精密など
買い:ゴム、機械、銀行、不動産など
売り買い交錯:食品、化学、REITなど
との観測。