昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年9月26日)

NY DOW    22,296.09(-53.50)
NASDAQ     6,370.59(-56.33)
CME(円建)  20,180
日経先物(夜間) 20,180

・昨日のNY株は朝方は先週金曜日終値近辺で小動きでしたが、北朝鮮外相が「明確な宣戦布告だ」「あらゆる対抗措置を取る権利がある」との発言が伝わると急落してダウは一時$130下落しました。
その後は原油先物が$52台まで急上昇したためエネルギーセクターが買われましたが、ハイテク株や金利低下で金融セクターが売られたため戻りも鈍くダウは$53安、ナスは0.88%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤はジリ下げとなって16:00の112.24から18:40には111.94まで下落し、そこからは反転して逆にジリ上げとなって21:30には112.33まで上昇しました。
その後は112.10-30で上下していましたが、23:50に北朝鮮外相の「明確な宣戦布告だ」「あらゆる対抗措置を取る権利がある」との発言で米利回りと共に111.82まで急落し、更にリスク回避の円買いが続いたため01:10には111.47まで下落しました。
その後はジリジリと戻して111.71でNYクローズとなりました。

★本日は9月権利付き最終売買日です。

外資系5社経由の注文動向 売り1,220万株、買い1,650万株 差引き430万株の買い越し。
金額ベース(5社)は47億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:化学、薬品、鉄鋼、機械、自動車、銀行、不動産など
買い:建設、小売、保険、通信など
売り買い交錯:食品、電機、証券など
との観測。