東京市場ザラバ~イベント控えて小動き~(2017年9月7日)

 

2017年9月7日

・昨日のNY株は前日に$234安の反動や大型ハリケーン「ハービー」ののため停止していたテキサス州沿岸の製油施設などが稼働を再開し始めたことで原油在庫の積み上がり懸念の後退から原油先物価格が上昇したことから買いが先行し、その後トランプ大統領と米議会が連邦政府の債務上限を3カ月間延長し、「ハービー」の水害支援緊急予算を成立させることで合意したとの報道もありダウは終日堅調な展開が続いて$54高、ナスは0.28%高で引けました。

・本日の日経は前日終値19,357.97よりも75.47円高い19,433.44で寄り付き、今夜のECB政策金利発表やMSQを控えて前場は19,420-480で上下が続きました。
後場になると19,420近辺でこう着が続いていましたが、13時前から下げ出して19,365まで下落した後は19,370-420での小動きとなって、19,396.52(+38.55)で引けました。

 

 

日経先物
19,450で寄り付き、前場は19,420-480の60円幅で上下し、後場になると小幅下げて19,400-450での小動きが続いていましたが、12:55から下げ出して13:05には19,360まで下落しました。
その後は19,360-420での小動きとなって、19,400(+60)△0.31%で引けました。
現物は19,396.52(+38.55)△0.20%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,029.90よりも7.30ポイント高い1,037.20で寄り付き、前場は小幅高水準の1,028-35で小動きが続き、後場になるとジリ下げとなって13:10には1,013まで下落しました。
その後は1,014-20での小動きがひたすら続き、1,014.88(-15.02)▼1.46%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は何度か下値を試す展開となり108.45-85で上下していましたが、19:30に108.95まで上げた後は108.90近辺での小動きとなりました。
22:40から再び上げ出して23:00に8月米ISM非製造業指数が予想を下回ったものの、カナダ中銀が予想外の2会合連続で利上げに踏み切ったため109.16まで急伸しました。
しかしすぐに押し戻され、更にフィッシャーFRB副議長が10月中旬で辞任するとの報道で00:10には108.69まで下落しました。
その後トランプ米大統領の「北朝鮮での軍事行動は最初の選択肢ではない」との発言で地政学リスクの後退を好感した買いや「トランプ米大統領と民主党の議会指導部は3カ月の債務上限延長で合意した」との報道で一段高となって03:00には109.39まで上昇し、109.19でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると109.20近辺で小動きでしたが、9:20に一部通信社が「北朝鮮は9日にミサイル発射の可能性」との報道で108.88まで急落しました。
しかしすぐに戻して10:00に109.21まで上昇した後はジリジリとした下げとなって13:10に109.00まで下落し、その後は109.05近辺でのこう着となって、109.01で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,385.39よりも1.76円安い3,383.63で寄り付き、終日マイナス0.0-0.7%での推移となり、3,365.50(-19.89)▼0.59%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    21,807.64(+54.33)
NASDAQ     6,393.31(+17.74)
・昨日のNY株は前日に$234安の反動や大型ハリケーン「ハービー」ののため停止していたテキサス州沿岸の製油施設などが稼働を再開し始めたことで原油在庫の積み上がり懸念の後退から原油先物価格が上昇したことから買いが先行し、その後トランプ大統領と米議会が連邦政府の債務上限を3カ月間延長し、「ハービー」の水害支援緊急予算を成立させることで合意したとの報道もありダウは終日堅調な展開が続いて$54高、ナスは0.28%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足