2017年9月6日

・昨日のNY株は北朝鮮問題への懸念の広がりや大型ハリケーン「ハービー」に続いて「イルマ」が5段階で最大のカテゴリー5に発達して米本土に接近中、また米長期金利が昨年11月10日以来の水準を更新する低下となったため金融セクターが売られたことで、朝方から下げ幅を広げてダウは$234安、ナスは0.93%安で大幅下落となりました。
　またドル円はブレイナードFRB理事の「低インフレのなかで利上げに慎重になるべき」との発言や米長期金利の低下、NY株が下げ幅を広げる展開だったためNYタイムに109円を割り込んで02：00には108.64まで下落し、108.81でNYクローズとなりました。

・本日の日経はNY株の大幅下落とドル円の109円割れを受けて前日終値19,385.81よりも99.75円安い19,286.06で寄り付きました。
直後に19,254まで下げた後は戻して9時半には19,310まで上昇し、前場は19,300-330での小動きが続き、後場は小幅に一段上げて19,350近辺でのこう着となり、19,357.97（-27.84）で引けました。

 

 

日経先物
19,320で寄り付き、直後から下げ出して9：05には19,250まで下落しました。
そこからはリバって9：20に19,340まで戻した後は19,290-340での小動きが続き、後場になると小幅上げて19,340-380での小動きが続き、19,340（-90）▼0.46％で引けました。
現物は19,357.97（-27.84）▼0.14％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,025.46よりも17.17ポイント安い1,008.29で寄り付き、直後に1,000ポイントを割り込んで997まで下落しました。
そこからは戻して1,024まで上げた後は前日終値を挟んだ小動きがひたすら続いて、1,029.90（+4.44）△0.43％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤は109.30-55で上下していましたが、ブレイナードFRB理事の「低インフレのなかで利上げに慎重になるべき」との発言や米長期金利の低下、NY株が下げ幅を広げる展開だったため23：30から下げ足を速めて02：00には108.64まで下落しました。
その後は108.65-85での揉み合いが続いて108.81でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなり9：00に108.50まで下落しました。
そこからはリバって10：50に108.80まで上昇した後は108.60-75での小動きがひたすら続いて、108.71で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値3,384.32よりも11.89ポイント安い3,372.43で寄り付き、前場はマイナス0.5%前後で上下し、後場になると上昇して前日終値を挟んだ小動きが続き、3,385.39（+1.07）△0.03％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　21,753.31(-234.25)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,375.57(-59.76)
・昨日のNY株は北朝鮮問題への懸念の広がりや大型ハリケーン「ハービー」に続いて「イルマ」が5段階で最大のカテゴリー5に発達して米本土に接近中、また米長期金利が昨年11月10日以来の水準を更新する低下となったため金融セクターが売られたことで、朝方から下げ幅を広げてダウは$234安、ナスは0.93%安で大幅下落となりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足