昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年9月1日)

NY DOW    21,948.10(+55.67)
NASDAQ     6,428.66(+60.35)
CME(円建)  19,675
日経先物(夜間) 19,680

・昨日のNY株は7月個人消費支出が予想を上回る結果だったことやムニューシン米財務長官の「(税制改革について)年内実現へ軌道に乗っている」との発言を受けて終日堅調な展開となり、ダウは3日続伸の%%高、ナスは0.95%高で7月26日以来に史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は110.40-65で堅調に上下していましたが、21:30に発表された指標で7月個人消費支出は好結果でしたが7月米住宅販売保留指数が大幅に悪化して7月PCEコアデフレーターが伸びなかったため米10年債利回りの低下と共に早いペースでのドル売りの流れとなって23:50には110.02まで下落し、更に00:40にムニューシン米財務長官の「米貿易にとってはドル安の方がいくぶん良い」との発言で109.90まで下落しました。
その後ムニューシン財務長官の「長期的なドル高は信頼を反映」との発言でリバとなり01:40には110.20まで上昇しましたが、そこからは再びドル売りの流れとなって04:10には109.88まで下落し、109.95でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,230万株、買い650万株 差引き580万株の売り越し。
金額ベース(5社)は売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:自動車、小売など
買い:ガラス、電機、精密、陸運、通信など
売り買い交錯:なし
との観測。